尋常(じんじょう)の意味と語源と使い方

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「尋常じゃない努力」とか「尋常じゃない痛み」
などと言います。

どんな意味と語源なんでしょうか。

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尋常の意味

  • 普通のやりかた(ありかた)にかなって
    いる様子
    【尋常な(当たり前の)手段では解決で
    きない】
  • 道理にかなった普通の態度で
    【尋常に(悪びれずに正々堂々と)勝負】
    三省堂:新明快国語辞典より

尋常とは、普通の、とか当たり前の、程度の意味
なんですね。

 

尋常の語源

尋常の尋も常も元を正せば古代中国の長さの
単位になります。

尋は8尺、定はその倍の16尺の長さで2つを合
わせて尋常となり、わずかの土地という意味で
使われました。

ここから、後に尋常は「普通の」「並の」と言う
意味になりました。

尋常じゃない使い方

ここから私見なんですが、尋常を使う時って否
定ばっかりじゃないでしょうか。

「◯◯は尋常だ」とか「尋常な方法だ」とか肯定
で使われることが少ないと思うのです。

耳にするのは、「尋常じゃない規模の・・・」とか
「尋常じゃなくひどい・・・」とか否定ばっかりです。

これって、自分の意見を強調したくて「尋常」を
使っていませんか?実際にこの言葉を使う人って
語彙力も貧弱そうに見えます。

 

 

自己主張したくて声が大きくなるのと変わらない
ように見えますね。

あげくのはてにjは「ジンパねぇ」って言葉もあるん
だそう。
「尋常じゃなく半端ない」の略だそうですが、教養
のなさを露呈してますね。

知性のある生き方をしたいものです。


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