まばたき

瞬き(まばたき)には3つの種類があり、無意識に行う自発性まばたき、目に光が差し込んだ時の反射性まばたき、意識して行う髄意性まばたきです

まばたきの大半は自発性まばたきです。私たちは、1分間に20回程度のまばたきをしています。

1回のまばたきは0.3秒程度なので、20回で6秒になります。1分間(=60秒)のうちの6秒なので、起きている時間の1割は暗闇で過ごしていることになります。

このまばたきの目的は、眼球を潤すためと言われていますが、眼球の表面を調べてみると、眼球の表面湿潤のためだけならば1分間に3回程度で十分なのだそうでどうしてこんなに多くの回数まばたきをするのかはわからないらしいです。

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まばたきと情報処理

大阪大学の研究では、動画を見る人のまばたきを記録すると、動画の中の情報のまとまりの切れ目でまばたきをすることが共通しているのだそうです。

また、会話している状態でも会話の中身の情報の切れ目でまばたきは共通していて、情報のまとまりを共有しているのだそうです。

コミュニケーション障害の自閉症者の会話を観察すると、まばたきの同期が見られないそうです。情報のまとまりを共有しようとする無意識の行為の欠如コミュニケーションを難しくしているのではとしています。

こういった実験観察結果から、環境の中から情報のまとまりを見つけその切れ目でまばたきをしており、見ているものからいったん注意を解除し情報のまとまりを作ることがまばたきの目的ではと推察しています。

 

ドライアイとの関係

眼球表面の粘膜を保護する涙が減少したり、成分が変化すると、粘膜や角膜が乾燥し、傷つき、ドライアイとなります。

自発的まばたきが少ないとドライアイの原因となるそうです。読書に集中したり、パソコンに夢中になったりするとまばたきの回数が減るそうで、日常生活での注意が必要ですね。

 

心理的まばたき回数

まばたきの回数は、人間の心理的状態の影響も多いそうで、緊張状態で回数は増えます。1分間に40~50回になることもあるようです。心配事があったり居心地が悪かったりしても増えるそうで、逆に集中していると減るので、相手のまばたきの回数を見ると気持ちがわかるかもしれません。

意中の相手と話すときにそっと観察するといいかもしれませんね。

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