埼玉で行方不明だった女子中学生が2年経過して無事保護されました。

2014年3月10日、埼玉県朝霞(あさか)市で中学三年の女生徒が失踪しました。女生徒は、2年後の2016年3月27日に容疑者が外出している間に脱出し、自宅に電話をかけ、無事保護されました。

失踪と思われていたのですが、誘拐だったのですね。

小さな子供ではない中学生が2年もの間監禁されていたのは、「マインドコントロールされていたのでは・・・・?」との意見も囁(ささや)かれています。

さてマインドコントロールとは?


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マインドコントロールとは

他人の情報や、思想をコントロールし。意思決定を特定の方向に誘導する技術の事です。

1995年にオウム真理教の引き起こした地下鉄サリン事件が起こりました。この時を契機にまインドコントロールと言う.言葉がマスコミをにぎわしました。

マインドコントロールされている人は、自分ではマインドコントロールされていることがわかりません。また、マインドコントロールには誰もがかかると言われています。「自分だけは・・・」ということは有り得ないそうです。

洗脳

マインドコントロール類似して、しばしばマスコミでは混同されている言葉に洗脳があります。

この2つは全くの別物です。
マインドコントロールは誰かに強要されていながら、本人の意識では、自発的に関わる事になります。
それに対して洗脳は拉致や監禁、暴力などの強制力を伴い、その人の意志に背(そむ)いて無理を強(し)いるという側面があります。

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マインドコントロールのプロセス

マインドコントロールのプロセスは、以下の4つが言われます。

行動コントロール

その人の仕事や日々の行為、どこに住むのか、どんな衣服を切るか、食事内容は、起床時間は、など生活に関わる全てをコントロールします。

リーダーの許可無くして行動することを禁じ、従わなければ制裁を加えます。常にグループで行動するように要求されたりします。

宗教カルトならば、「修行」と言う名のもとにこれらが行われます。集団外の人々は、救済すべき対象であり、これらの人々の考えに染まらないように思考停止なども教えられます。


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思想コントロール

カルトの持つ独特の考え方を徹底的に教えこまれます。セミナーなどの形式で繰り返し教えられるため、本人は自発的に学んでいると思ってしまい、強制されたとは意識しません。
その中では、真理はただひとつ集団の中にあり、集団での教えは絶対の真で、誤ったものはすべて集団外にあるとされます。

 

感情コントロール

過去の(集団に参加する前の)自分はダメで間違っていたと教えられ、罪悪感を植え付けられます。集団外の人を敵とみなし、そこへ戻ることへの恐怖感を植え付けられます。

「脱会したら、残してきた家族もろとも不幸になる、地獄に落ちる。」などとの脅し文句を聞かされます。

リーダーへの忠誠心は高く評価され、批判は厳禁されます。このような行動や発言によって極端に褒(ほ)められたり、逆にひどく罵(ののし)られたりして勘定のバランスが崩れ、集団への依存心や無力感を強化していきます。

情報コントロール

日常接する様々な情報が制限されます。集団が作った資料やビデオなどだけを与えられ、外部からの情報が制限されます。集団内部の情報も必要最小限しか与えられくなります。

この情報コントロールガキ版となって、行動・思想・感情のコントロールが成り立ちます。

 

こうした4つのコントロールが組み合わされて効果を発揮するととても強力なものになり、マインドコントロールから逃れられなくなってしまいます。

 

埼玉失踪(誘拐)少女の場合

埼玉で疾走した女子中学生(今では正確には誘拐とわかっているのですが)は、最新の報道では、犯人から「両親が離婚する、弁護士のところに連れて行く」などと言って連れだされたとされています。

そうして誘拐して千葉市内のマンションで厳重な監視下に置き、「両親から捨てられた」とウソをウソを吹きこまれ、絶望的な状況にされたようです。

情報コントロールの一端が見えますね。

しかし、監禁されていたマンションにはインターネット環境があり、行方不明の自分を捜すご両親のニュースを目にしたそうです。

情報コントロールが不完全だっために、マインドコントロールにかからず、脱出に踏みきれたのではないでしょうか。そのことがきっかけとなって今回の脱出行動ができたようです。

 

最後に

事件の真実は、これからの捜査や裁判で明らかになっていくことと思いますが、無事でご両親の元へ戻れたことは本当に良かったと思います。

同じような犯罪防止のために慎重な取り調べが行われてほしいものです。

 

本日の記事はいかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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