移民問題が世界中を揺るがしています。

  • フランス大統領戦、極右と言われるルペン候補が、徹底した移民規制と治安対策を訴えて決選投票に駒を進める。(2017年5月7日決選投票へ)
  • ドイツのメルケル首相は、ベルリン市議会選挙での敗北の原因が、移民受け入れ推進にあったと責任を認めた。(2016年10月)
  • トランプ米大統領は、イラクやシリアの他に、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンなどの紛争地域からの米国入国を90日間停止する大統領令を出した。(2017年1月)

このような世界情勢の中で日本も対岸の火事とたかをくくっていてはいけません。

対象となるイスラム教の人々が、どんな人々なのか少しでも知っておくことが必要だと思います。


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イスラム教

  1. 唯一絶対の神(アッラー)を信仰し、神が最後の預言者たるムハンマドを通じて人々に下したとされるコーランの教えを信じ、従う一神教である。
  2. イスラム教徒)は、アラビア語起源の言葉でムスリムと言う。
  3. 世界では、16億人の信徒があると推定されていて、キリスト教に次いで世界で2番目に多くの信者を持つ宗教である。
  4. 世界では、西アジア・北アフリカ・中央アジア・南アジア・東南アジアが最もムスリムの多い地域とされる。                       「ウィキペディア(2017年4月25日)より」

 

シャリア法

イスラム教にはシャリア法という道徳規範があり、喜捨・礼拝・証言・巡礼・断食の5つの義務が定められています。

この5つの義務をイスラム教の五行と言います。

 

喜捨(きしゃ)「ザカート」

喜捨とは、寄付、施(ほどこ)しのことであり「富めるものは慈悲の心で貧しい者に与えよ」とのアッラーの教えです。

 

礼拝(らいはい)「サラー」

礼拝は、1日に5回(夜明け・正午・午後・日没・夜)お祈りをします。土下座スタイルで神への忠誠を表します。
しばしば耳にするシーア派は、1日に3回なんだそうです。

 

証言「シャハーダ」

シャハーダは、信仰告白とも言います。

「アッラーは、唯一偉大な神である。ムハンマドはアッラーの使徒である。」と唱えることです。ムハンマドとは、イスラム教の開祖です。


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巡礼「ハッジ」

ハッジとは、イスラム教の聖地へ行きます。イスラム教の5大聖地は以下です。

  • サウジアラビアのメッカ
  •   〃  メディナム
  • パレスチナのエルサレム(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地)
  • イラクのナジャフ
  •  〃   カルバラ

特にメッカはイスラム教発祥の地で、先に上げた礼拝もメッカの方角に向かって行わねばなりません。

巡礼の期間になると、メッカのカアバ神殿には、300万人以上のイスラム教徒が訪れ、3日間に渡って様々な行事が行われるのだそうです。

日本の観光旅行とは全く違うのでしょうね。

断食(だんじき)「サウム」

ラマダーン月の日中、食事や性行為を慎むことです。ラマダーンとはイスラム暦の第9月の事です。

1カ月もの間、食事を全く取らないわけではなく、日の出から日没の間だけ食べることを禁じられていて、それ以外の時間帯に食べるだそうです。

そりゃ、そうでしょう。いくらなんでも1ヶ月絶食してたら、普通の人は死んでしまうでしょう。

天台宗の、比叡山延暦寺で行われる修行の一つ、千日回峰行では、堂入りと呼ばれる荒行が行われます。

この堂入りでは、足かけ九日間にわたって断食・断水・断眠の中、真言を唱え続け、命をも落としかねない荒行ってことですから、断水・断眠がないとしても1ヶ月なんて無理でしょうね。

 

クリスマスを祝い、ハロウィンを楽しみ、神社や教会で結婚式を挙げ、親しい人が亡くなればお寺に頼る。そんな日本人とは、宗教観が違っているように思います。

日本も国際的・人道的な見地から移民受け入れを要求されるかもしれません。前もって情報を取って、健全な世論を構築したいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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