虎の威を借る狐と言います。
なんとなく、弱いくせに強い誰かの威光を利用して
いばりくさっているように思いますよね。

ところが、その由来を知るとちょっと違うのではと
思ってしまいます。

それは・・・・、


スポンサーリンク

虎の威を借る狐の意味

手元の辞書で見ると
「有力者の陰に隠れていばるもののたとえ」
とあります。

ほとんどこの理解だと思うのですよね。

「俺のアニキはなぁ!」とか、
「議員のセンセイと知り合いで・・・」とか言った
感じですよね。

 

で、その由来は次です。

虎の威を借る狐の由来

戦国策という書物があります。
これは、

この『戦国策』の記事は、周の元年(紀元前476年)から
秦の始皇帝215年(紀元前222年)に六国が滅亡するまで
の250余年にわたる、戦国遊説の士の策謀の辞である。

ウィキペディア2016年6月4日より

紀元前の中国の戦国時代に生まれた様々な思想を
まとめた書物で、孔子もこの時代の人です。

 

で、その戦国策の中に

を捕まえて食おうとした。
するとが言うのは、
「私は百獣の王である。天帝からそのように任命された。
私を食べるのは天帝にそむくことになる。
嘘だと思うのなら私について来なさい。」

が、の後を歩くと、行き会う獣たちがみな、逃げて行く。
獣たちは、ではなくの姿に怯えて逃げて行くのだが、
そのことをは気づかず、を見て逃げて行くのだと思い込んだ。

(ここで出てくる天帝とは、天井の最高神のことです。)

と言った内容があるのです。

狐は、出会う獣たちに虎の威光を振りかざして
いばっているわけではありません。

知恵を尽くして虎を罠にはめ、自らの命を守った
と言う話ですよね。

 

「狐が人を化かす」なんて伝承もあるくらいで狐って
偏見の目で見られているのでしょうかね。

虎の威を借る狐の使用例

「なんだよアイツ、父親が社長だからって、本人は大した能力も
ないのに、エラそうに!あれじゃぁ虎の威を借る狐だよね。」

なんて使うのが定着しています。

うーん、やっぱり偏見じゃないかと思ってしまいます。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。


スポンサーリンク