どんぐりの背比べ、意味と類語とどんぐりの歌

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「どんぐりの背比べ」ってことわざがあります。なんとなく使っていましたが、「どうしてどんぐりに背比べさせるのだろう」と思いました。どんぐりの木でしょうか?あのころころしたどんぐりそのものでしょうか。

調べたことをまとめてみます。

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どんぐりとは

団栗とも書いて、ブナ科の、特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称である。ドングリは、一部または全体を殻斗(かくと)に覆われる堅果(けんか)であるが、これはブナ科の果実に共通した特徴であり、またブナ科にほぼ固有の特徴である。

ウィキペディア(2016年1月8日)

むずかしく書いてますね。カシ・ナラ・カシワなどの木の実をひっくるめてドングリと呼ぶのですね。

堅果(けんか)とは、外側がかたいカラにおおわれた実のことです。どんぐりやヤシなどがそうです。

殻斗(かくと)とは、どんぐりのおしりの方についている堅い殻(から)のことです。下の写真は、殻斗のとれた状態のどんぐりです。

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どんぐりって、幼児の好きなものの一つじゃないかと思います。
幼児の好きなもの・・・と個人的に思っているものは以下です。

  • チューリップ
  • たんぽぽ
  • どんぐり
  • まつぼっくり
  • ダンゴムシ
  • お父さん
  • お母さん

順不同です。お父さんやお母さんがダンゴムシ以下だというようなことではありません。


 

どんぐりの背比べとは

どれもこれも似たりよったりで抜きん出た物がいないことを言う。どんぐりは形も大きさも一様で差がないことから言われるのだそうです。どんぐりに対して少々失礼な気がしますね。

数種類の木の実で、一緒のはずはないです。林に行けばいくらでも落ちていて、食べられもしないからと軽く見られてこの言葉ができたのでしょうか。

これらブナ科植物の果実は個々の果実も大きく、肥大した子葉に大量のデンプンを蓄え、また生産量も多いことから、特に哺乳類にとって、秋の重要な食料であり、どんぐりの出来不出来が、森に棲む野生動物の秋から冬の生存に大きな影響をもたらす。2004年は、秋に北陸で多数のツキノワグマが人里に出没したことで話題をよんだが、この年の落葉樹林のドングリは不作だったとされている。
ウィキペディア(2016年1月8日)

とあり、森林の動物たちに大きな影響を与えるようです。

また、スダジイ・ツブラジイなどはしぶみがなく食べられるそうで、縄文時代には、しぶみのあるどんぐりを渋抜き(しぶぬき)をして食用としていたと考えられているそうです。

似たり寄ったりなんて失礼な例えにしてはどうかと思います。

 

どんぐりの背比べの類語

類語としては、

  • 大同小異
  • 五十歩百歩
  • 似たりよったり
  • 五分五分
  • 目くそ鼻くそ
  • どっちもどっち
  • どっこいどっこい

などがあげられます。

 

どんぐりころころ

久しぶりにどんぐりの話題はいかがだったでしょうか。ついでにと言ってはなんですが、懐かしい歌をご鑑賞いただいてはと思います。
 

 
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。


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