ダンゴムシ、エラ呼吸・飼育・駆除・食べてみる

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ダンゴムシ

小さな子供が大好きなダンゴムシ、ダンゴムシはエラ呼吸しているって知ってました?ツイッターでつぶやかれてたので調べてみました。

 

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エラ呼吸とは

鰓毛細血管(えらもうさいけっかん)で酸素を取り入れ、血液中のヘモグロビンと酸素が結びつく。ヘモグロビンは酸素を細胞に運ぶ・・・と言う仕組みです。

 

ダンゴムシとエラ呼吸

”ダンゴムシはエラ呼吸だから水中でも溺れない”と言う雑学をツイッターで見かけたのですが、間違いのようです。
大阪市自然史博物館にこのことでの問い合わせがあり、回答を見ることができます。それによると、

ダンゴムシはエビやカニと同じく節足動物の甲殻類というグループに属している。多くの甲殻類は背甲内に鰓(えら)を発達させていて水呼吸をする。

しかし、ダンゴムシが属している等脚類という甲殻類の中の1グループにはそのような鰓は発達せず、別に腹肢に呼吸機能が存在することが知られている。

水中で生活する等脚類では、腹肢が鰓の機能を担っていることになる。一方、陸上生活に適応したワラジムシ類(ダンゴムシを含む)では、1対から数対の腹肢に空気に満たされた分枝した擬気管(白体ともいう)が発達し、空気呼吸を営む。同時に皮膚呼吸も行なっているとされ、したがって、ダンゴムシは基本的に空気呼吸者であると言える。

 

とありました。


ダンゴムシの飼育

ダンゴムシは簡易に飼うことができます。少し湿った土に枯葉を入れてあげましょう。つるつるの壁は登れないのでガラスの水槽やプラスチックのケースなら蓋もいりません。

石やコンクリートのかけらなどもいれてあげると隠れ場所になります。直射日光が当たらないところで、時々土を湿らせてあげるとよいようです。

小さなお子さんの観察にはよいでしょうね。

 

ダンゴムシの駆除

子供は飼育で大人は駆除でしょうかね。
枯葉を食べるといわれるダンゴムシですが、新芽も大好物です。植えたばかりの花を食べられてはたまりませんので駆除が必要なこともあるでしょう。ホームセンターなどに駆除用の薬があるので試してみましょう。

また、植物だけでなく肉も食べるので家の残飯に集まることもあるようです。家の中で踏んづけたりしたらイヤですね。

 

ダンゴムシを食べる

以下はウィキペディア(2014年11月19日)より引用です。

甲殻類の仲間で毒をもっていないダンゴムシは、災害時の非常食として利用できる。

で、この項目を書きましたが、ごめんなさい。食べてはいません。

食べた方の感想によると、”決しておいしくはない。食べた後に皮がジャリジャリと残って少々不快、甲殻類だからと言ってエビやカニの味ではなくダンゴムシ味・・・”とのことです。

もしも試される場合は自己責任でお願いしますね。

 

ダンゴムシは、子供さんの夏休みの観察などには、場所もいらず、費用もあまりかからないようで、適切かと思います。

決してその後に食べてみることをおすすめするものではありません。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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コメント

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