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かかりつけの内科の待合室でワクチンに関する小冊子を見ていました。
「おたふく風邪」の項があり、「4年に一度位で全国的流行、おたふく風邪にかかると難聴になることも・・・」とありました。
冊子は、赤ちゃんへのワクチン接種の話でしたが、大人になってかかると症状がきついんだとか、怖いですね。
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Contents
おたふく風邪とは
おたふく風邪「正式病名、流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)」は、ムンプスウィルスに感染して発症します。
発症すると、耳下腺部分に強い炎症を起こし、耳下腺から顎(あご)部分に腫れ症状が出ることから「おたふく風邪」と呼ばれます。
おたふく風邪の症状は
代表的な症状としては以下があげられます。
耳下腺の腫れは、両方に出る場合、片方の場合、時間差で片方づつの場合とあるそうです。
おたふく風邪の合併症
難聴は、片耳だけ聞こえなくなることも多く、発見が遅れやすいこともあります。また、子供の場合は自覚症状がないことが多く、保護者の観察が必要になります。呼んであげて振り向かない場合は、聴力検査を受けたほうが良いようです。
膵炎は、放置すると命に関わるような腹膜炎を起こすなど、重症になる危険があります。早めに受診しましょう。
おたふく風邪の免疫
一度かかると抗体ができるため、一生に一度しかかからりません。ただ、ウィルス感染しても症状の出ない人が3~4割いるそうで、抗体ができているのにそれを知らない人も多いようです。
心配な場合は、予防接種を受けるほうが良いですね。
おたふく風邪、大人の症状
睾丸炎
15歳以上の男性30%が併発、睾丸に炎症を起こし、痛みと腫れを伴う発熱があります。左右両方の睾丸にダメージを負った場合は、無精子症になることもあります。
卵巣炎
成人女性の7%が併発、下腹部痛を伴います。多くは片方だけの卵巣で起こり、重いダメージを受けても健全な卵巣から排卵されるので不妊になることは稀なのだそうです。
妊婦・妊娠中のおたふく風邪
妊娠初期におたふく風邪にかかると流産の危険性があり、注意が必要です。
終わりに
調べてみると、それほど恐れることはないようです。しかし、体の事です。万一を考えて対処するべきだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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