人生はいろいろな失敗と挫折との出会いですよね。そんな時に人はどう考えどう乗り越えていくべきか考えてみました。
挫折と失敗はどう違う?
【挫折】仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。また、そのために意欲・気力をなくすこと。
「資金不足で事業が—–する」
「—–感」【失敗】物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
「彼を起用したのは—–だった」
「入学試験に—–する」
「—– 作」
(デジタル大辞泉より)
上記引用中の例文にそれぞれ当てはめてみます。
- 資金不足で事業が挫折する。・・・◯
- 資金不足で事業が失敗する。・・・◯
- 挫折感・・・◯
- 失敗感・・・✘
- 彼を起用したのは失敗だった。・・・◯
- 彼を起用したのは挫折だった。・・・✘
- 入学試験に失敗する。・・・◯
- 入学試験に挫折する。・・・◯
- 失敗作・・・◯
- 挫折作・・・✘
「失敗感」がなくて「挫折感」があることから、失敗は客観的で挫折は主観的なのかと思いますね。
「入学試験に失敗」したのは、「遅刻した」「解答欄をほとんど埋められなかった」「名前を書くのを忘れた」など、誰が見ても失敗の結果でしょう。
しかし、「入学試験に挫折」は、「全然書けなかった、失敗した、自分はダメだ・・・」と思っている本人と「そうでもないのでは・・・」と思っている第三者がいてもおかしくないと思います。
エジソンの名言より
- 私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
- 私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
トーマス・エジソンは、「失敗」を否定し、「諦めること」を弱点と低評価します。挫折とはこの「諦めること」だと思うのです。
そう考えれば「失敗は成功のもと」にはなりますが、「挫折は成功のもと」にならない理由もわかりやすいのではと思います。
挫折を乗り越えるには
つきなみですが、諦めないこと、これしかないでしょうね。戦いは、自分で負けを認めないかぎり負けたことにはなりません。
こちらもつきなみですが、人生は山あり谷ありです。今が底ならば後は上昇しかないと思って乗り越えましょう。時が過ぎれば悩んでいたことがウソのように思える日がきっと来ますよ。
悩んでいる方に少しでも元気をあげることができれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。