職場でストレスなく働ければ良いのですが・・・、なかなかそうは行きませんよね。仕事そのものが困難だったり、人間関係に悩んだり、と多々あると思います。
その中でも上司との関係が悪い時は最悪です。部下は上司を選べないのですから。
上司が嫌いでストレスが増え、果ては、鬱や自殺なんてことになったら本末転倒です。
ではどうすれば良いのでしょう。
ミスを部下のせいにする上司
「ダメ上司」は、基本的に、自分のミスも部下のせいにします。これは、もはや仕方のないことなので、あきらめましょう。(ビジネスマナーのサイトから引用)
とありましたが、いやいや諦めることはないと思います。確かに自分のミスを部下のせいにする上司はいるでしょう。でもそのことを知らないのは、周囲だけです。
上司本人はそのことを忘れるはずはありません。ということは、その上司は事あるごとにそのことを思い出して、部下であるあなたに負い目を感じているでしょう。
そう考えれば、あなたは上司を下に見ることができます。
『少し先に生まれたから、(入社したから)上にいるだけで、人間性は自分の方が・・・、)』と考えることができればストレスを軽減できると思います。
また、心の面で上司を下に見ることができたら、何事もなかったように接しましょう。上司はあなたの大きさに「勝てない」と思うかもしれません。
職場でいつもあなただけを責める上司
「あるある」って聞こえてきそうです。
気弱で部下にきちんとものを言えない上司かも知れません。上にへつらい、気の強い部下にも強く言えない、そんな上司はたくさんいます。
こんな人は、気弱な部下に当たります。欲求不満のはけ口として事あるごとに注意するふりで怒鳴ったり、嫌味を言ったり、ですね。
そうであれば、あなたが強気になりましょう。上司と言ったって、たかが人間です。恐れるほどのことはないと理解しましょう。
人によって態度が変わる上司(えこひいき)
これもどこにでもいます。部下からしたら不公平に思えますし、確かにそうなんですが、上司も人間です。部下を完全に機会均等に扱う事はできません。
「それにしてもひどすぎる」と感じたとしてもそれは程度問題と理解しましょう。そしてその程度があなたの感じるようにひどすぎれば、結果、雰囲気と業績は悪くなり、もっと上の管理部門が改善に乗り出すでしょう。
能力のない上司
部下は、上司に勝者(自分より高い能力を持つ人)であって欲しいと思うものです。でも、昇進して、課長や部長の肩書がついたとしても、能力が上がるわけではありません。責任・権限と受け取る情報が増えるだけです。
また、この昇進を決定するのも人です。完全な判断・判定を期待することはできません。
したがってあなたの上司があなたにとって優れた上司であることを期待するほうが無理なのです。
このことは、あなたが昇進して部下を持った時に部下に話してあげるとよいです。部下との関係をより良く築くことができるでしょう。
どうしても上司との折り合いがつかなかったら
気持ちを切り替えて転職しましょう。仕事が気に入っていても、その他の条件が良くても、人間関係最大です。アドラー心理学では「悩みはすべて人間関係の悩みである」と言います。
上司との折り合いが解決しないのを無理に耐えていてもあなたは幸せになれません。
退職も転職もあなたの権利です。そう思っていれば日々をもう少し楽に過ごせるかもしれません。
終わりに
職場で上司が嫌いでストレスになり、ますます仕事にミスが増える悪循環に陥ってしまわないようにしたいものです。
上司も人間、自分も人間・・・・と、少し高みから見ることができれば苦しみを軽くできるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。