「日米魂力戦」スタンフォード大学・西鋭夫教授著を読みました。
西教授は、スタンフォード大学のフーバー研究所に席を置き、その調査能力を買われ、CIA(アメリカ中央情報局)から誘われたこともあったそうです。
その時、彼は『自分は日本人である』と自覚し、
「金のために日本を捨てるのなら、いずれアメリカをも裏切る、そんな男をCIAは雇うべきではない。」
と断ったそうです。
気力と武力に乏しい日本は、ギラギラと戦闘心をむき出しにしているアメリカの『文化・言語植民地』にされるかもしれない。文化植民地に成り下がらないために日本語を守れ。日本語が日本の『国境』である。「おわりに」より
英単語は英語の漢字である。漢字と同じで数が多いほどよい。普段使わなくても数多く漢字を知っている方が良い。
現在、日本の英語教育では、英単語を覚える努力をさせず『話せる英語』に重点をおいている。単語を知らずに会話をするのか?
(第一章より)
日本人の英語力は、アジア30カ国中29位で、韓国の8位にも大きく離されています。西教授の指摘があたっているのでしょうね。
他にも、日本文化の英語に対する卑屈さのようなものを感じることが多々あり、まとめてみました。
カウントダウン
最近もやっているのか知りませんが、数年前の大晦日のテレビ番組で、日付が変わって新年になる瞬間を、視聴者集めてカウントダウンしていました。
「テン!ナイン!エイト!・・・・・・」どうしてそんなところが英語なのかって思いました。
小学生が「英語で10まで言えるよ!」と得意そうにしてるのじゃあるまいし、いい大人がね。
STOP THE 温暖化
環境省は大真面目でこんな珍妙な標語を作りパンフレットにしています。
数年前は、NEXCOが「STOP THE 落下物」ってやっていましたね。そもそもNEXCOは日本道路公団が民営して発足した高速道路会社の愛称で、Nippon EXpressway COmpany Limitedの頭文字なんだそうですが、どこの国の企業なんでしょうね。日本道路公団ってくらいだから日本なんでしょうね。
「温暖化防止!」や「落下物をなくそう!」ではインパクトがないので、との考えかなとは思うのです。
しかし、それならアルファベットにする必要はないですし、英語に変えて目立たせるのはあまりにも幼稚で安易です。もっと創意工夫があるのじゃないでしょうか。
某私立大学「立◯館」の学園祭
立◯館は私立大学の人気ランキングで12位に入っています。
2015年の学園祭のMain Theme(メインテーマです、アルファベットで書けるよと言いたいの?)が「TRY ANGLE」。学舎が3箇所に分かれるのでトライアングル。原語は「triangle」だが「新しいことに挑戦」の意味で「try」としたそうです。
3学舎それぞれで「Progress(進捗)」「To be(それぞれがあるべき姿になる)」「Memories(記憶:来場者の記憶に残る)」とこれまた横文字のThemeを持っています。
セ◯ン-イレ◯ンのトイレ
滋賀県八日市のセ◯ン-イレ◯ンでトイレを借りますと、男子・女子の区別をフランス語で書いていました。普通に見たってわかるはずありません。
誰がそれを見て「あ、便利でかっこいい」と思うのでしょう。普通の日本人はどちらのドアを開けたらいいのか困るんじゃないかと思いますね。
ニーズと言うのが正しい!必要ではダメ?
以前なんとなく見ていたテレビドラマで、
「お客様が何を必要とされているのかがわかりました。」と言うと上司が
「ニーズだろ!」と言うシーンが有りました。
ふーん「必要」では間違っているのでしょうね。それともただの知ったかぶり?
最後に
日本は、海外から高い評価を受けています。
- モラルの高さ
- 日本食
- アニメ
- 自然科学
- 技術力
- 「カイゼン(改善)」が定着し、「もったいない」が評価される。
そういったことを日本人自身が気づいていないのではないでしょうか。そうして外国に対するあこがれや、自虐史観から英語をはじめとする外国語を崇拝しているのかなと思います。
社名や車の名前も何でもかんでも外国語にしてそれもアルファベットにするから社員さんはみんな読めてるの?と思う時があるくらいです。
アニメや日本食が人気なのだから、日本語も売れば良いと思うのですよ。
「日本語を知れば、もっと日本のアニメや文化を楽しめますよ。」と言って、国をあげて海外に日本語を紹介していけばいいのにと思います。
こんな考えも発信していけば、少しは同感してくれる方がいるかもと思い書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。