ちょっと知りたい雑学

忖度(そんたく)の意味と使い方、重複言葉になってない?

石原慎太郎氏「(略)幾つかの政党の党首とか
民主党の大幹部とか調べてみると帰化した子孫が
多い。ご先祖(朝鮮中国人)の心情を忖度したのか
(略)」(民主党政権時)

 

忖度・・・めったに聞かない言葉ですね。どんな意味が
あってどう使うのでしょう。


忖度とは

そんたくと読みます。「忖」も「度」も「推し量る(おしはかる)」
くらいの意味です。

忖度の意味は、「他人の心の中を推し量る」です。

忖度をどう使う

で、先ほどの意味をわかって石原氏の発言を見ると

「ご先祖の心情を忖度」は「ご先祖を忖度」でいいのじゃない
?と思ってしまいます。

「心情」は、忖度の中に含まれているのですから。
このままじゃ、重複言葉だと思います。

ネット辞書を見ても
意味「相手の感情・本心を推し量る」として
用例「相手の気持ちを忖度して交渉すべし」
と重複しています。

めったに使わないから、「彼女を忖度・・・」などとすると
わかりにくくなるのでしょうかね。

重複言葉

代表的なのは
「いにしえの昔の武士の侍が、馬から落ちて落馬して、
真っ赤になって赤面し、腹掻き切って切腹した。」

とか
「元旦の朝」なんてのがありますね。

以前、製造技術の職にいた頃、
丸い円盤を作って」
と言われたことがあります。

当時の社長に
「これ郵送で送って
と言われたこともあります。

日本語ってけっこう難しいですね。


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