それほど郊外に住んでいるわけでもないのですが、野鳥は周囲にたくさんいます。
今回はそんな野鳥との触れ合いを書きます。まずは雀の餌付けです。
雀の餌付け
以前住んでいたマンションは住宅街にありました。そのマンションには、裏庭のようがあり、木が植えられていました。
その裏庭にパンをちぎって投げてみました。しばらくすると雀が3羽ほど来るようになり、パンくずを食べ始めました。数日の間に10羽くらいに増えました。
毎日、やってきては隣の敷地との鉄柵にとまってパンを待つようになりました。
もっと慣れてくると、マンションのベランダの手摺にとまってパンねだるようになりました。この時の雀との距離は50cm程度です。さすがに手からパンをとるところまではいきませんでしたが。
雀にも個性があります。積極的に手摺にとまるのは3羽位で、それを見てつられたように手摺に来る2羽、何度も手摺近くによりながらとまりかけては逃げていく臆病な数羽。
上の写真は、無料の画像を頂いてきたものですが、積極的な雀の1羽にそっくりです。
慣れてきた雀たちは、ベランダに誰もいないと入って来て、ベランダの床で遊ぶようになりました。そこで、罠を仕掛けてみました。
こんな感じですね。実際に使ったのはプラスチックのザルでした。こうして罠を置き、パンくずを並べて待つと、数分で積極的な雀が食べに来ました。こちらは、ベランダのサッシを少し開けて、カーテンの陰に隠れて紐の端を握って待ちます。
雀が罠の下に入った途端にヒモをひいてやると見事に捕まえることが出来ました。ザルの中で必死に暴れる雀をもちろんすぐに逃しましたけれど。
それを見ていた我が家の長男(小学2年生)が「僕もやりたい!」と言います。
子供には無理だろう、と思ったのですが、やらせてみると一発で捕まえてしまいました。長男は狩猟本能が発達しているのでしょうか?笑
長男が捕まえた雀もすぐに逃しました。「焼き鳥にして食っちまうぞ!」と軽く脅しはしましたが・・・。
その他野鳥
同じ裏庭には、春先に雀より大きな黒っぽい野鳥のつがいが、訪れていました。鳩よりは小さく、なんという鳥なのかはわかりませんでした。
このつがいは、ベランダからわずか3メートル程度の距離の木に巣を作っていました。小さなひながエサを求めて口を開ける動画を御覧ください。
ウグイス
次の年にマンションから一戸建てに引っ越しました。マンションから車で3分程度の近距離です。
目の前には丘があり、丘の向こうは名神高速です。高速道路の騒音を遮るために残された丘なんでしょう。
その丘から毎朝ウグイスのさえずりが聞こえます。それも家のすぐ近くです。
毎朝、カメラと望遠鏡(子供のおもちゃですが、結構遠距離を見ることが出来ます)
を持ってその姿を見ようとするのですが、家の外に出ると警戒して飛んでいってしまいます。
いまだ、姿を見ることが出来ません。
そんなわけで、上の写真は無料写真を頂いたものです。
カラス
庭には、小さな畑があり、ナス・ピーマン・トマト・イチゴの柚子の苗を植え付けました。
その一角にパンをちぎってばらまきました。前のマンションのように雀に餌付けできないかと思ったのです。
パンをばらまいてしばらくすると、なくなっています。「やった!雀が食べに来ている。」と何度か繰り返すのですがいつ食べているのかわかりません。
様子を伺いつつ、繰り返して3日目です。
感のいいあなた、そうなんです。食べに来ていたのはカラスでした。
小さなパンの切れ端をいくつもいっぺんにくわえて、さっそうと飛び去りました。
カラスがいると雀は警戒して来てはくれないでしょうね。残念な結果でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。