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「瓢箪から駒」あまり使わない言葉ですね。だからって言い訳ではないですが、正確に意味を知りませんでしたし、駒も将棋の駒を連想していました。
瓢箪は、昔の浪人が酒を入れて持ち歩いていた、その瓢箪(上の写真)を傾けたら、酒ではなくて将棋の駒(下の写真)が出てきてビックリ・・・と思っていたのです。
お恥ずかしい。
ところが、最近偶然この言葉を目にして「あら、駒って馬のことも言うんだっけ?すると瓢箪から出てくるのは馬かも???」と思いました。
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「瓢箪から駒」の意味は
手元の国語辞典によると
冗談で言ったことが思いがけず実現するたとえ
ありえないことが起きること
瓢箪の細い口から大きな馬が飛び出すことに例える
「奇跡」ってやつですね。もっとも今の日本のマスコミは何でもかんでも「奇跡だ」って番組作って視聴者を馬鹿扱いしていルンじゃないかと思いますけど・・・、そんなにしょっちゅう起きるなら奇跡じゃないってぇの。
やっぱり、駒は馬だったんですね。
ちなみに駒を手元の国語辞典で調べると、
子馬の意、「馬」の雅語的表現
とあります。では雅語とは、
口頭語で言うとそぐわないが、詩歌・古文の表現に用いられた、洗練された和語
何でもかんでも、国語辞典にお世話になりっぱなしです。
瓢箪から駒を英語で言うと
こちらは和英辞典で調べると
Unexpected things often happen.
となっています。
Unexpected・・・思いがけない、予期しない
things・・・物事
often・・・しばしば
happen・・・起こる
グーグル翻訳でUnexpected things often happen.を入力すると「予期しない事がしばしば起こります。」と翻訳され、この英文をグーグル検索してやると、「瓢箪から駒」と表示されます。
ま、こんなところなんでしょう。
疑問を解消するために、国語辞典、和英辞典に英和辞典と久しぶりにたくさんお世話になりました。
瓢箪鯰(ひょうたんなまず)とは
この項は蛇足です。国語辞典の瓢箪の項に「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」とありました。聞いたことがあるような・・・。
「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」
(瓢箪で鯰を抑えようとしてもつかまえることができないように)いっこう要領を得ないこと。
から、要領を得ない、とらえどころのない人を瓢箪鯰と言うのだそうです。
そもそもなんで瓢箪で鯰を捕らえようと思いついたのかな、そっちの方がよっぽど、要領を得ない、瓢箪鯰な話です。(こうやって使うんでしょうかね。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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