職場の人間関係の悩み、本音が最強の対策になります。

対人関係

スポンサーリンク

組織の女性が、自分をとりつくろうとしない。
自分をよく見せようとしない。
でも、彼女は人気者。
何故人気があるの?

という話題を見かけました。

それについての経験談を記事にしました。

結論を言うと、職場や組織での人間関係の悩みは、本音で話すのが一番、ということです。

スポンサーリンク

職場の人間関係

昔、サラリーマンやってた時に、同年齢の(1週間だけ私より先に生まれた)社員がいました。

当時の役職は、彼も私も課長で35歳位でした。(社員30名強の弱小企業なので、肩書に重みは大してありません。笑)

 

私と部下Bとの人間関係

そこに高卒のBが入社してきましたが、まだまだ子供でした。

女性のパートさんとしょっちゅう会話して、パートさんに甘えている雰囲気でした。

私は、Bがまだまだ子供でも、社員としてのけじめは必要だと考えていました。

たとえ年上のパートさんでも、社員はパートさんより責任が上です。
だから社員として、毅然とした態度でいて欲しいと思い、注意もしていました。

 

ある時、工場内(プラスチックの加工工場)をパトロール(品質は大丈夫か?作業者は正しく作業しているか?を確認)していると、Bがパートさんと話していて、彼の手は止まっていました。

パートさんは、Bにあいづちをうちながらも作業の手は止まっていません。

由々しき事態でした。会話もダメ!というカッチンコッチンの、厳しい職場にする気はありませんでしたが、作業中にムダ話で手を止めるのはダメです。

そのパートさんは心得ていて、手を止めずに作業していました、これがBより後に入社したパートさんだったら、社員の彼に合わせて手を止めていたでしょう。

私は、彼を怒鳴りつけ、肩口を小突きました。

この時、BはAの直属の部下でしたが、だからといってAに伝えてAからBに注意するなんてまどろっこしいことは考えませんでしたし、それで問題のない組織でした。

 

Aと部下Bとの人間関係

それから、AとBの様子を観察していると、AはBの仕事ぶりを苦々しく思っているようでした。

Bへの不満を時々、他の部下に愚痴ってることもありました。
あからさまに言えば、陰口を叩いていたのですね。

しかし、表面では優しい。Bを怒鳴りつけるとか注意するなどしません。
まぁ、私以外はみなBに対して、同じように感じていても、誰も叱るものはいませんでした。

 

Aにアドバイス

見かねて私はAにアドバイスしました。
「Bにきちんと言ったらどう?そうしないとAさんがしんどいのでは?」
とね。

Aは苦笑いして聞いていましたがその後、Bと話し合う様子は見られませんでした。

私自身の考察

Bにとって私は、恐怖の、あるいは恨みの対象になっているのだろうな、と考えていました。
しかし、間違ったことはしていない、とも思っていました。

  • Aは優しい
  • 私はそうでない
  • 周りのみんなもAに近い
  • 私だけが優しくない

演技して優しそうによそおうこともちょっとだけ考えました。でも

  1. そんな面倒なこと続けられないから、すぐ本性がでる(笑)
  2. そうなったら、周りから信頼を失う
  3. このままストレートに行った方が絶対楽
  4. だから変えるもんか

これが私の結論でした。

 

Bの本心を知る

それから、数ヶ月後だったと思います。ベテランの女性のパートさんが私に教えてくれたのです。

「B君が言ってました。『Aさんが怖い。私さんは怖くない』って」

一瞬どういうことかなと考えました。注意も叱りもしない優しいAが怖くて、人の前で怒鳴りつけ、小突いた私は怖くない???

でも考えてみると単純です。

Bは自分が悪いことを知っていたのです。
私に叱られて当然で、彼にとっては、納得の行く扱いをされたと思ったのでしょう。

変わって
『Aさんは、自分の手が止まってたり失敗したりても叱らない、注意もしない。でも自分(B)に不満を持っているのは雰囲気でわかるし、陰口言ってるのも知ってる。

下線部は推測ですが、私が陰口のことを知っているのなら、Bの耳にも入ってるでしょう。

こう考えるとBの気持ち(怖い)が見えてきます。
『Aさんが、自分に不満を感じていて、自分の陰口を言っていることを知っている。どっかで爆発して怒り狂い始めるんだろうか?それとも別の手を考えてるのじゃないか』
といったところでしょう。確かにこれは怖い。

いつ割れるかわからない薄氷を踏むって感じでしょうか。

 

そう考えると
『自分で叱られて当然と思う行動を、怒鳴って小突いた、私さんなんてなんも怖くない』
ということなんでしょう。

 

これはすごい経験でした。もともと私の性格はこのまんまで、悪い相手には面と向かって言うべきだと思っています。(相手によりますよ、反社会勢力とか、刃物持った狂人ぽい人なら逃げます。笑)

自分の考え方を変えなくて良いんだ。優しい演技なんてしなく良いんだ。
と実感したものでした。

結論

結局、本音でものを言うのが最良だと信じています。
相手に嫌われまいと演技してもボロが出れば取り返しがつきません。
その時は、
「騙してたんだ」
とまで思われます。無理して演技したのに・・・。

もし、自分の本音をさらけ出して嫌われたとしたら、それは自分の本質が嫌われているのです。
だから、その本質を変えることを考えればよいのです。嘘ついて演技に逃げるのじゃなくてね。

役職の上から下へも、下から上へも本音で話し合えば気持ちは通じます。

万一通じ合わないとしたら、相手は宇宙人だと思って、距離をおいた方が良いです。

 

まとめ

昔のサラリーマン時代の経験から、職場や組織での人間関係の対処をまとめました。

職場でや組織で、人間関係に悩みがあるときには、本音で話し合う、と考えていただいたら良いと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました