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「とどのつまり」・・・たまに口にしています。意味はわかっている・・・つもりですが、語源を知りません。
そもそも「とど」とは一体??
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「とど」って
これみよがしに「トド」の写真を載せました。
トド哺乳綱ネコ目アシカ科トド、最大全長330センチ、体重オス1000キログラム、メス305キログラムのアシカ科最大種。
繁殖携帯は胎生で5~7月にオスが上陸して縄張り形成し。数十等のメスとハーレムを形成する。・・・アラ羨ましい。(笑)
ウィキペディア(2016年2月10日)
違います、この写真のトドではないのです。
ではどのトド?
出世魚のボラですね。成長するにつれて呼び名が変わります。
呼び名は地方によって違っているそうです。
関東 – オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西 – ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知 – イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北 – コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ
ウィキペディア(2015年5月19日)
高知の呼び名が興味深いですね。「おおぼら吹き」のほらは「法螺貝(ほらがい)」のほらなので関係ないんでしょうが。
「とどのつまり」の意味
こうしてボラは成長して「トド」になってしまうと、これ以上上が望めなくなります。そこで、「結局」とか「ついには」の意味で「とどのつまり」が使われるようになりました。
どちらかというと望ましくない結果の場合に用いられるようですね。
「とどのつまり」の使い方
- そんなことばっかり言っているから、とどのつまり、希望のコースにすすめなくなったのだ。自業自得ってものだね。
- どうして生きていけばいいのか。とどのつまり、野垂れ死ぬことになるのだろうか。
- 好き勝手にしてきたから、とどのつまり、誰からも見放されてしまった。
こんなところでしょうかね。
先にも書きましたが、完全には理解せずに使っている言葉は多いですね。知れば知るほど日本語の奥深さに気付かされます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
勉強になりました。
西原理恵子さんの漫画にもとどのつまりのネタがあったよーな。
例文まで書いてあり分かり易かったです。