ルームランナーは拷問器具だった?

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ルームランナーは、いろいろな健康器具が売り出される中で不動の人気をほこっているのだそう。ところが、このマシンが、もともとは囚人の懲罰用の器具だった・・・なんて知りませんでした。

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トレッドミル

ルームランナーはアメリカではトレッドミル(treadmill)と呼ばれます。
意味は「踏み車」です。

19世紀初頭のイギリスで使われ始めました。1865年の監獄法では。16歳以上の囚人は監獄に入った最初の3か月トレッドミルをしなければならなかったそうです。

目的は囚人に勤勉を教えるためで、同時に小麦も挽いていたらしいです。

健康器具ルームランナーの開発

1950年中ごろに天江以下のクィントン社が応用してモーター付きのランニングマシンを販売開始します。

これにより各人のペースに合わせた有酸素運動ができるようになりました。現代ではスポーツクラブには必ずおいてあるようです。

医療その他に応用

心臓に負荷をかけて、心電図を調べることで動脈硬化の診断をします。心電図と血圧を測定しながら、トレッドミルの速度と傾斜を変えるそうで、安価ながら高精度の診断ができるのだそうです。

また、高齢者や手術後のリハビリテーション器具として利用されています。

水中トレッドミルと言うのもあって、水槽と一体化されています。水中では浮力により膝への負担を軽減できるため、高齢者のリハビリテーションに利用されています。
2007年に皇室にも納入され、天皇・皇后両陛下がご利用とのことです。

宇宙空間に滞在中は重力の影響がなく筋力が衰えるので、これを防ぐため、国際宇宙ステーションには運動用としてトレッドミルが設置されているそうです。

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