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他山の石って言葉の意味を間違っている人が増えているのだそうです。
私は、授業で聞いた記憶があるのでわかってるつもりですが、間違ってる使い方ってどんなのでしょう。
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他山の石
他山の石、この言葉は、中国の古典「詩経」の故事から生まれました。「よその山から来た粗悪な石も自分の宝石を磨くのに使える」と言うことから「他人のつまらない言葉や行動も自分の人格を成長させる助けになる」と言う意味になります。
「人の振り見て我が振り直せ」と似た意味なんですね。
石ってのは、上の写真のアメジストのようなきれいな石じゃないんですね。
さしずめ上の写真の石のようなものなんでしょうね。
間違った解釈とは
「他人の良い行いは自分の行動のお手本となる」と思っている人が相当数おられる様です。
平成16年度の「国語に関する世論調査」で、正しい意味に捉えている人が27%、間違った方で回答したした人が18%になったそうです。
他山の石をお手本の意味に取っているのですね。
まあ、由来を知らないと、他山の石が良いものなのか、粗悪なものかわからないので誤解は起きるでしょうね。
間違って使うと
これで間違った意味で使うと、次のようなことが起こります。
- 私は、◯◯さんを他山の石としてこれからも業務に精進します。
- 我が社も、◯◯社の業績を他山の石として、成果の拡大を目指す。
◯◯が上司や恩師だったり、取引先だったりすると大変失礼なことになります。
また、知っている人から見れば無知な人だなと思われたりするかもしれません。
社会人としては、気をつけたいところですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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