急がば回れ、意味、由来、琵琶湖

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「急がば回れ」について調べました。

ありふれたことわざで何の気なしに使っていたけど、いろいろ関連することが出てきました。

現代の解釈

急ぐ時こそ、慎重にしよう。慌てて危険な近道を選択すると事故や失敗のもと。・・・こんなところじゃないでしょうかね。

 

私なんかはモノづくりの現場が長かったので、工程管理を連想します。
製造工程のところどころには、確認や、品質検査が必要になりますが、忙しくなると多くの人がこれを放置する傾向にあります。

で、その結果は品違いだったり材料の取り違えが発生したり・・・・、とたくさん見てきました。そんな姿を見るたびに、「急がば回れだよ」と声をかけてきました。

しばしば、自分でも同じことをやって失敗もしましたけどね。笑

 

急がば回れの由来、語源は

10数年滋賀県に住んでいるのに、今まで知りませんでした。語源は、滋賀県琵琶湖にあったんですね。

もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋
室町時代に連歌師宗長と言う人が読んだそうです。

”もののふ”は武士ですね。
”矢橋の船”は、滋賀県草津市矢橋港から大津市石場港までの湖上を船で渡していたんだそうです。
”瀬田の長橋”は日本三大名橋の”瀬田の唐橋”のことです。

瀬田の唐橋経由は、陸路約12km、船で水路を行くと約6kmと半分になり、時間的に早いのですが、比叡山吹きおろしの突風(比叡おろし)によって転覆などの危険がありました。

それで、危険な水路より安全な陸路を確実に行くべきとのことですね。

 

フランス語では

「霊柩車で着くより遅れて着いたほうがまし」
ってあるそうです。直接的で日本の「急がば回れ」の語源に近いですね。

 

 

 

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