ダーウィンが来た!メガネグマの習性、ヒグマ・ツキノワグマとの違い

スポンサーリンク

1月19日放送ダーウィンが来た!「伝説の獣人!? 幻のクマに南米の森で遭遇!」

 

取材班は“獣人”の正体を追い、南米アンデスの深い森へ。そこで伝説のモデルになった生物に遭遇した。南米唯一のクマ、メガネグマだ。姿を見ることさえ難しく、謎に包まれてきた幻のクマ。今回、断崖絶壁の谷で徹底追跡した結果、木から木へと巨体で大ジャンプする様子や、立ち上がって背中を木にこすりつける不思議な行動などを目撃。さらに母グマの愛情あふれる子育てを、世界初となる貴重な映像で追う。

幻の生物の正体「メガネグマ」について解説しました。日本にいる、ヒグマ・ツキノワグマとの比較や、メガネグマの習性、子育てなどまとめました。

スポンサーリンク

メガネグマ

メガネグマは、アンデス山脈のジャングルに住む、南米大陸随一の熊です。

警戒心が強く、標高4.000メートルくらいのアンデス高知の森林に生息しますが、低地に降りてくることもあるそうです。

名前の由来は、目の周りを囲む白や黄色の毛色ですが、なにもない個体もいるそうです。

 

次に、日本にいる熊と大きさを比較してみました。

メガネグマ

  • 体長・・・・・120~200cm
  • オス体重・・・130~200kg
  • メス体重・・・35~65kg

オス・メスの差が大きいですね。

ニホンツキノワグマ

  • 体長・・・・・120~150cm
  • オス体重・・・60~120kg
  • メス体重・・・40~80kg

エゾヒグマ

  • 体長・・・・・160~230cm
  • オス体重・・・120~250kg
  • メス体重・・・150~160kg

エゾヒグマは、ネットで有名な「三毛別羆事件」・「福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件」などの獣害事件があります。

 

エゾヒグマによる獣害事件

札幌丘珠事件(さっぽろおかだまじけん)

  • 1878年
  • 死者3名
  • 重傷者2名

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)

  • 1915年
  • 死者7名
  • 重傷者3名

石狩沼田幌新事件(いしかりぬまたほろしんじけん)

  • 1923年
  • 死者5名
  • 重傷者3名

福岡大学ワンダーフォーゲル部事件

  • 1970年
  • 死者3名

それぞれの事件はウィキペディアで紹介されています。怖いので、その気で読んでください。悲惨な事件ばかりです。

 

ヒグマに奪われたものを取り返そうとしたために、惨殺されたと言われるのが「福岡大学ワンダーフォーゲル部事件」です。

石狩沼田幌新事件では、ヒグマが食べた後、埋めて隠してあった馬の死体の場所で襲われており、ヒグマが”大事な餌を奪われる”と、考えたことが原因とされています。

ニホンツキノワグマの場合は、人間を殺すことがあっても偶発的なのですが、エゾヒグマは、人間を捕食対象と認識しており、食いかけの遺体を埋めて隠すことまでやってのけているから怖いですね。

 

メガネグマは

そこへ行くと、メガネグマは臆病な動物らしく、人間と遭遇すると、避けて樹上に登ったり・・・とのことなので、安心です。

が、人間を殺傷するだけの能力はあるのでそこは要注意です。ま、アンデス奥地で3.000頭程度しかいないと推定される、メガネグマに出会うチャンス(ピンチ?)もそうないとは思いますが。

 

メガネグマの習性

主に草食で果実やサボテン、はちみつを食べます。非常に身軽なようで、木の上に枝を集めて作った平らな床のような場所で、木の実が熟すのを待って何日も座っているそうで、ツリーハウスかよ?と思いますね。

現在、3000頭と推定されており、絶滅危惧種に指定されています。

  • 個体数が少ない
  • 標高の高い所を好む
  • 人間を避ける

これらのことから、目撃情報が少なく、「伝説の生物」になったのでしょう。

母グマの愛情あふれる子育て

メスが子を産むと、生まれた子グマは、1ヶ月くらいの間、自力歩行できず、母親の背中にしがみついて移動します。この姿が「母親の愛情あふれる子育て」かなと思います。

 

まとめ

1/19放送NHKダーウィンが来た!「伝説の獣人!? 幻のクマに南米の森で遭遇!」

南米の幻のクマ、「メガネグマ」を解説しました。日本にいる、エゾヒグマ・ニホンツキノワグマとの違い、メガネグマの習性、危険性、母グマの子育てなどをまとめました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました