大谷選手がピッチクロック違反、なぜこのルール?試合時間短縮への提案

スポーツ

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ア・リーグ エンゼルスーマリナーズ(2023年4月5日 シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が初の「ピッチクロック」違反をとられた。

とニュースになってますね。

この記事では、「ピッチクロック」の簡単な説明とその理由、当方の提案をまとめています。

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ピッチクロックとは

アメリカ合衆国のプロ野球(メジャーリーグ、マイナーリーグ)と大学野球等で採用されている野球のルールで、投手が打者に投球するまでに使える時間を制限する仕組み(ウィキペディア2023年3月31日 )

へー、大学野球にも採用されているんですね。

投手は、ボールを受け取ってから、ランナーがいない場合は15秒、ランナーがいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合コードバイオレーションとなり、自動的に1ボールが追加される。

打者は、制限時間の8秒前までに打席に入っていなければならない。これに違反した場合コードバイオレーションとなり、自動的に1ストライクが追加される。(同上)

コードバイオレーション

コードバイオレーションとは、テニス用語のようで、試合を故意に遅らせるなど、スポーツマンシップに則るといったテニスの行動規範に反する言動のことで、警告・失格などのペナルティが科される。

マリア・キリレンコが2012 Indian Wells 準々決勝で、ラケットでコートを叩いて審判に注意を与えられるというシーンがありましたが(下動画)、コードバイオレーションとは、こういうことなんでしょうね

この動画では、女性審判の毅然とした姿が印象的です。

社会人としてどんな場面でも、このような態度でいたいな、と思います。

で、大谷の話に戻しますと、前述のエンゼルスーマリナーズ戦では、大谷はランナーを出した場面でマリナーズの4番ラリーを打席に迎え、ピッチクロックを取られ、1ボールを与えたようですが、ラリーを見逃し三振に取った・・・とのことで、結果的にはよくやった!と思いますね。

ピッチクロックの理由

で、どうしてこんなルール変更をしたかというと、試合時間短縮のためなんだそうです。

試合時間がダラダラと長くなると観客離れを起こすということを危惧してのことなんだそう。

 

試合時間の短縮への提案

安部譲二氏をご存知でしょうか?
もう亡くなられてから4年になりますが、とても好きな作家さんでした。

彼は、作家になる前は反社会勢力、いわゆるヤクザさんで、服役したこともあるのですが、その経験から書かれた「塀の中の懲りない面々」に刑務所内で囚人たちが野球をするシーンがあります。

ピッチャーは、苦手なバッターがバッターボックスに立つと
「敬遠!」と叫びます。
すると、バッターは1塁に歩きます。
囚人たちにとっては、わずかな娯楽である野球をしっかりたっぷり楽しむために、4回ボールを投げる時間を惜しむのです。

 

これ、大リーグでも採用したらどうですかね?試合時間短縮には効果的だと思いますがね。

採用されたら、亡くなった安部譲二氏がどこかで(天国?)ニンマリしてるんじゃないかとお顔がうかびます。笑

 

まとめ

大リーグのルール変更について考察してみました。

大谷選手が早速ルール違反を取られてましたが、その後を見事に締めくくったようで嬉しい限りです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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