知床遊覧船KAZUⅠの事故と桂田社長とHPの今

事件

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知床遊覧船KAZUⅠの沈没事故から1ヶ月が経ちます。

桂田社長の無責任な経営方針が原因のようですが、金に厳しく、少々海が荒れていても出港させようとしていた、と言う話も散見されました。

それで、一度のクルーズでどれくらいの売上になるのか?と気になり調べてみました。

事故を起こした会社の直接情報は取れないだろうな、まぁ、近くの遊覧船の情報を見れば、相場はわかるだろうと、「知床遊覧船」で検索するとトップに該当の会社のHPが表示されて、少し驚きました。https://www.shiretoko-kazu.com/boat/

「kazu.com」となっているので、先代の経営者の時に作ったHPでしょうね。

この記事は、そのホームページから感じ取れた、事故の原因につながりそうなことを書きました。

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知床遊覧船KAZUⅠとKAZUⅢ

サイトには、船舶紹介としてKAZUⅠとKAZUⅢの船舶のことも書かれています。

  • KAZUⅠ:定員65名
  • KAZUⅢ:〃 60名

以前は、KAZUⅡもあったのでしょうが、現在は2隻での遊覧船事業になっているようです。

知床遊覧コース紹介

コースは、3種類用意されていて、それぞれ以下のようです。

  • 知床岬コース・・・・所要約3時間、1名料金8,800円
  • ルシャ湾コース・・・・・〃2時間、 〃      6,000円
  • カムイワッカコース・・・〃1時間、 〃      3,500円

各コースとも、小学生半額、幼児は無料となっています。

今回の事故は、知床岬コースなので、8,800円のコースです。乗務員以外に24人の方が搭乗されていたので、およそ21万円の売上になります。

書き入れ時で定員の60名程度の乗船があったとして、50万強の売上になりますが、そんな売上にこだわった結果、失った命はとんでもなく大きいです。

遊覧船を経営権とともに買い取ったんでしょうが、HPや船名などを書き換えずに放置しているのも桂田社長の責任感の欠如、「金が儲かれば他のことは良い」って意識が見えるような気がします。

 

先代経営者の時に作られたであろう、HPはとても綺麗です。

美しい写真と文章で、知床周辺を紹介し、見どころをアピールしていますが、事故の起こる前にこのHPを見れば、行ってみたくなるだろうと思います。

 

知床周辺に赴く機会があって、このHPに出会っていれば「行きたい!」と思うでしょうね。

 

そんな素敵なホームページを放置しているのも、少し気になります。

わざわざ見ることもないとは思いますが、遺族が目にすればどんな感情を持つでしょうね。

 

知床遊覧船事故の恐怖

思えば、この事故の規模の遊覧船には、勤めていたころ、慰安旅行等でなんどか乗った経験があります。

当時は、こんな事故の可能性なんて夢にも思いませんでした。当たり前ですよね。船に乗るからっていちいち事故を予想する人がいるとも思えません。

そう考えながら、被害に会われた方のことを思うと怖かっただろうな、苦しかっただろうな、と思えて心が苦しくなります。

 

最近の情報では、母親と男の子の二人が当初、KAZUⅢに予約していたが、KAZUⅢが、カムイワッカコースで短いためKAZUⅠに変えて被害にあった(毎日新聞)と言うこともあったようで、ホントに悲しくなります。

 

桂田社長の対応

桂田社長の最初の会見を見ていましたが、「これはダメだ」と思いました。

記者から出港取りやめの基準を聞かれたのですが、波の高さとか、視界の基準を説明し、「どこに書いてある?」と聞かれて、「書いたものはない」との返答でした。

素人から見ても人命につながる判断基準で、それが文書化されていない、ってのはひどいです。

文書化され、船にも事務所にも掲示され、従業員に手帳等で配付され、朝礼等の機会に読み合わせなければいけません。

機会があれば、搭乗するお客様にも見て頂いて説明してあげれば、安心感が伝わり、ご友人への紹介なども期待できたろうと思います。

そこらを何一つ想像もしていなかったんでしょうね。

 

話は、少し外れますが、マスコミは、早速この事故に食いつき、専門家とか言う人々を引っ張り出して連日取り上げていました。

KAZUⅠの沈没した場所が確認され、引き上げの話題の時に、「準備に時間がかかる、引き上げは数ヶ月先に・・・」とワイドショーで言っていた専門家がいました。

ところがですよ。潜水士が現場に到着して調査を始めると、「引き上げは5/24にも」(yahooニュース)です。

専門家とマスコミは、コロナ(武漢ウィルス)を含めてウソだらけだってことが良くわかりますね。

 

HPを放置?

先に書きましたが、遺族感情を思えば、HPを閉鎖するべきでは、と思います。

先代の経営者がどうされているのか知りませんが、「kazu.com」とアドレスと事故のことで社会から注目されるのは気持ちの良いものではないだろうと思います。

まぁ、そんな繊細な経営者ではなかったというのが、真相なのでしょうか?

 

まとめ

知床遊覧船の悲惨な事故から1ヶ月、ちょっとした興味からHPを見て、気がついたことを書きました。

被害に会われた方のご冥福をお祈り申し上げます。
ご遺族には心よりのお悔やみを申し上げます。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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