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ジャガイモの芽に毒性があることはご存知ですよね。
買ってきて、使わずに忘れていたりすると芽が出てしまって、最悪「捨てちゃえ」ってなってしまいます。でも芽が出るのを抑える、驚きの方法がありますので紹介します。
ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)や、光に当たって緑色になった部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分取り除くことが大切です。
<取り除き方>
1) ジャガイモの芽を根元を含めて完全に取り除く(皮より内側の部分も含めて多めに除く)
2) ジャガイモの皮をむく。特に、緑色になっているジャガイモは、皮を深くむく(皮より内側の部分も含めて緑色になっている部分は全て除く)ソラニンやチャコニンはジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれます。ソラニンやチャコニン(カコニンとも呼ばれています)を多く含むジャガイモを食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあります。ジャガイモを食べたあとにこのような症状が出たときは、急いでお医者さんにみてもらいましょう。
農林水産省HPより
どこのご家庭にもありそうな身近な野菜のじゃがいもにそんな毒性があるなんて怖いですよね。
それでは、驚きの方法は以下です。
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驚きの方法とは
それはズバリ、じゃがいもをリンゴと一緒に保存するということです。
ポリ袋等にじゃがいもとリンゴをいれ、袋を密閉しておくとじゃがいもの発芽が抑制され、芽が出にくくなるのです。
その理由は
リンゴは、完全に熟れる前に実をとってもそのまま樹の上で育てた実と同じように熟すという性質を持っています。これを追熟(ついじゅく)と言います。
リンゴは早めに収穫されても、果実の中で成熟を促す植物ホルモンのエチレンを作り続けます。これにより、樹からとられた後も熟すことができるのです。
リンゴの果実の中に一定量以上のエチレンがたまると成熟が始まり、エチレンの増加とともに果実がやわらかくなり、糖分が増えて甘みが増したり、果皮が色づいたりします。
リンゴは果物の中でも特に多くのエチレンを出すそうで、果実中で増えたエチレンは外にも出て果実の外側にも働きかけ成熟をはやめようとします。
キウイも
未熟なキウイをリンゴと一緒にしておくと成熟します。
キウイは、リンゴが出したエチレンの影響で外側から熟し始め、キウイ自身も果実の中でエチレンを作り始め、どんどん成熟するのだそうです。
マイナス面は
エチレンは、追熟が必要な果物やじゃがいもには有効ですが、他の果物や野菜にはマイナスに作用することもあります。
例えば、スイカやぶどうは完熟で販売されています。それでリンゴと一緒に保存すると成熟が進み過ぎます。
スイカは果肉がくずれ、ぶどうは実がバラバラに、緑葉野菜は黄色くなってしまうんだそう。
冷蔵庫の野菜室にリンゴとキャベツとか普通に入れていましたが気づきませんでした。これから気をつけて観察します。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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