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洋風のホテルに宿泊すると聖書がおいてあります。ホテルのサービス案内やTVの番組表などとともにデスクの引き出しなどに入っていますね。なぜなんでしょうか。
日本のキリスト教徒は260万人と言われ、多いとは言えません。G8(主要8カ国首脳会議)の中で人口構成上キリスト教徒が多数派でないのは日本だけなのだそうです。(ウィキペディア2016年2月17日より)
そんな日本のホテルに聖書が置かれている理由を説明します。
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聖書は寄贈されている
実は、ホテルの聖書は、日本国際ギデオン協会からの寄贈なんだそうです。
「海外では、眠りに付く前に聖書を読む習慣があるので、外国人の宿泊客向けに置いてほしい」とのことで寄贈しているのだそうです。
ギデオン協会とは、米国発祥のプロテスタント系の信徒組織で現在も世界の200カ国で聖書の普及活動をしています。
その普及活動の一環としてホテルに聖書を置いているのですね。
また、ギデオン協会は、
「ホテルは単に寝泊まりの場所というだけではなく、悩んだり行き詰まったりする人が利用する場合もある。人生に悩む人に読んでもらえれば」
とも言っています。
ホテル側としても同じような思惑があり、寄贈を拒否する理由もないのでしょう。
日本国際ギデオン協会のHPによると、
1899年の協会設立より20億冊を越える聖書を、ホテル・病院・刑務所などに配布し、また自衛官・警察官・学生・生徒・医療に携わる方々に、贈呈してきました。
とあります。さすがに大きな規模ですね。
贈呈にかかる費用
こちらも日本国際ギデオン協会のHPからですが、
「200円で日本で世界で一人の方に聖書をお送りできる」
とあります。あれだけの書籍が200円とは、スケールが大きいため、安価にできるのでしょうね。
聖書の種類
ギデオン協会で贈位呈している聖書には、
- ホテル用聖書(大型・上製本)
- 医療用聖書(病院・クリニック向け)
- 青少年要請書(中学生・高校生・大学生・専門学校生向け)
- 個人贈呈用聖書(ギデオン会員が個人的に贈呈できる)
などがあるのだそうです。
終わりに
本日の記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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