ウィンカー点滅の速度

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車のウィンカーの点滅速度が異常に速い車をたまに見かけます。他人の車なので気にしなくてもいいんでしょうけど、故障だったりして自分の車が同じ状態になったらと思い調べてみました。
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ウィンカー点滅速度の早い原因

一番多いのは、前後左右の最低4つはあるウィンカーの電球のどれかが切れている場合です。どれかが切れるとドライバーにそのことを知らせるために高速点滅する(これをハイフラッシャーと言います。)仕様になっています。安全のためにカー用品店などで交換しましょう。千円から二千円程度でできるようです。

最近は、電球をLEDに変えることもあるようで、この場合消費電力が電球と比べて少なくなるため同じ現象が起こります。

LEDに変えるときは、抵抗を取り付けたり、リレーを交換するなどの処置が必要になります。



 

適正なウィンカー点滅速度

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2015.06.15】〈第二節〉第 137 条(方向指示器)
一 方向指示器は、毎分 60 回以上 120 回以下の一定の周期で点滅するものであること。

となっていて、ウィンカーの点滅は「一分間に60~120回の一定周期で点滅」とされていますので故障等でハイフラッシャー状態を放置すると違法となります。そもそも、危険ですね。

また、この点滅の速さは人間が緊張気味の時の脈拍数のリズムに合わせているのだそうです。車線変更や右左折など、普段と違った動きをするときにそれまでの運転に慣れたドライバーに注意を促そうとの配慮だそうです。

ウィンカー点滅があまり速いとドライバーが焦ってしまいます。遅いと緊張感がなくなります。そこで人間の緊張気味の脈拍数に合わせて少し速い速度に設定されているのだそうです。

自動車メーカーでは、この速度を毎分70~80回に設定しているそうです。

上記の道路運送車両の保安基準では、ほかにもヘッドライトやブレーキランプなどの数や色、設置場所など細かく決められています。矢のドライバーや歩行者にとって最もわかりやすく安全な行動がとれるのかを検証して決めているんでしょう。

以下は、国土交通省のHPで保安基準を参照できます。ご興味があればクリックしてみてください。

自動車:道路運送車両の保安基準(2022年12月23日現在) - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

 

 

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