折り紙つきの意味と類語は

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「折り紙つきの実力者」なんて言いますよね。耳にするとなんとなく意味は分かっているつもりなのですが、なぜ「折り紙(折紙)」なのでしょうね。

まさか千羽鶴がついているのじゃあるまいしと、おバカな妄想まで浮かびます・・・。

そこで調べてみました。

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折り紙

最初の折り紙は、平安時代(794年~1192年頃)末期に奉書紙(ほうしょがみ)や鳥の子紙などの和紙を二つに折り、公式の通達文に使った文書のことでした。そ

この折り紙が室町時代(1338年~1573年)になると、刀剣や絵画などの鑑定書になったのだそうです。

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「奉書紙(ほうしょがみ)」は楮(こうぞ)を原料とした和紙で室町幕府が公文書として利用していました。また「鳥の子紙は、同じく和紙の一種で、画材・書道用紙・襖(ふすま)の上貼りなどに利用されたそうです。

 

その後、江戸時代(1603年~1868年)になると、この折り紙は進物、贈答品の目録などに使われその後、武術や文化芸能の世界では、ある一定以上の実力を持つことの証明として「折り紙つき」と言うようになったんだそうです。

 



 

類語「お墨つき」

同じような言葉に「お墨つき」ってありますね。こちらは、もともと将軍や大名が臣下に領地を与えるときに領地の石高(こくだか)について墨で署名した文書のことです。

で、それをもらえると石高を保証されることになるので、「権力を持つ人」が与える保障や承諾をお墨つきと言うようになったんだそうです。

なので、「私のお墨つき」なんて使い方をすると、「私は、将軍のようにえらい」と言っていることになってしまうので注意ですね。

写真は武田信玄です。

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また、「札つき」ってのもありますが、こちらは要注意人物を人別帳に札をつけて張外扱いしたところから「札つき」となったそうなので、悪い方の保証ってところでしょうか。こんな保証はありがたくないですね。

こんな感じが「札つき」でしょうか。

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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


 

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