袱紗(ふくさ)の使い方と渡し方

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先日、「日本人が知っておきたい、和のしきたり」という本を買いました。パラパラとページをめくっていると「袱紗(ふくさ)」と言う見出しがあり、本文には

「香典やご祝儀をむきだしでお渡しするのは見苦しい」
「入口でお金を入れてそのまま渡す、などという失礼なことはくれぐれもなさいませんように」
などと書かれていました。

 

袱紗を使ったことはありますが、何も知らずに使っていましたし、お香典をむきだしでお持ちしたことだってあると思います。今考えると赤面ものですね。遅いとは思いますが、袱紗の使い方、相手様への渡し方について調べてみました。

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袱紗

絹・縮緬(ちりめん)などで一重または表裏二重に作り、無地や吉祥柄などの刺繍を施したもの。物を包んだり(包み袱紗)、進物の上に掛けたりする(掛け袱紗)方形の儀礼用絹布。
(ウィキペディア2014年8月26日)より引用

袱紗は、のし袋の水引の汚れや崩れを防ぎ、相手様へ「礼節を重んじています。」と言う心づかいの現れなんだそうです。また、慶事には赤やピンクなどの暖色を、弔事には紺や緑などの寒色を使います。紫色は慶弔いずれにも使えるので共用するのならお勧めなんだそうです。

でもネットであちこち見ていると、「お葬式に使ったものをお祝いの席に使いまわすのはちょっと・・・」と言った意見もあり、確かに袱紗自体が2枚持っていてもそれほど邪魔になるとも思えませんし、慶弔両方そろえておいた方が無難かと思います。

 

袱紗の使い方

袱紗は、のし袋を入れて包むのですが、慶弔で包み方が変わるんだそうです。また、相手様にお渡しする際に、袱紗の上にのし袋をのせて差し出すのですが受付に袱紗を広げるスペースがない、どうすれば?などのお悩みもあるようです。

こちらについては、動画を見つけましたのでそちらを紹介します。

これはわかりやすいですね。文章で説明するよりも動画の方が確実です。

 

金封袱紗

たたむ手順を省ける封筒の形をした金封袱紗というのもあります。こちらも動画を見つけましたので紹介します。

日本人は、長い歴史の中でお互いを思いやる習慣を大事にしてきました。今回、「袱紗」について調べてそう思いました。
日本人の民度の高さが、しばしば世界から称賛されるのはそのような歴史を築いてきた先達たちのおかげです。このような伝統をないがしろにせず、伝えていきたいと思いました。

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