NHK総合「土曜スタジオパーク」

壇蜜が前職エンバーミングについて語る。

 

エンバーミングとは

遺体の洗浄、消毒を行い、表情を整え、必要があれば髭剃り等も行う。

動脈より防腐剤を注入し、静脈より血液を排出させる、胸、腹部に残った体液等を排出させ、防腐剤を注入する。

遺体に損傷個所があれば修復し、再度洗浄、遺族の希望により衣装をつけ、納棺する。

 

これらの処置により遺体は最大2週間程度、常温保存が可能になる。また防腐剤の交換などのメンテナンスを行えば生前の姿のまま保存展示ができる。

 

アメリカ南部ではエンバーミング率が95%、遺体の輸送距離によってエンバーミングを義務付ける州もある。

 

・・・ということなのですが、日本では、欧米キリスト教国のように火葬に対する抵抗がなく、遠距離地での死亡時も火葬後に遺骨を持ち替える、等の手段によりエンバーミングは定着していません。

 

 

 

壇蜜とエンバーミング

壇蜜さんは、母親と和菓子店を開こうと修行中の20歳前半に知人の死に出会いました。その死に対して深く考え、「死についてもっと知りたい」と思い始め、「エンバーマー(遺体衛生保全士)」という仕事を知ったそうです。

 

そうして葬儀専門学校でエンバーマー養成コースを受講し、その後、葬儀社で働きながら200体のご遺体と向き合われたそうです。

 

壇蜜さんは、葬儀社に勤めながらモデルとしてデビュー、芸能活動との選択にあたり、上司のアドバイスにより芸能活動を選択したそうです。

エンバーマーは日本では資格者を十分に受け入れるだけの需要がないとの情報もあり、そんなことも壇蜜さんの判断の基準だったのでしょうか。

 

それにしても、死と向き合う職業と芸能活動とは、想像しにくい組み合わせですね。「死と向き合う」のは人間的には相当大きな経験でしょう。人生観への影響は重いのではと思いました。