キアヌ・リーブスの「レプリカズ」がグダグダでがっかりする

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David MarkによるPixabayからの画像

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レプリカズ

  • Replicas(2018 アメリカ)
  • 監督:ジェフリー・ナックマノフ
  • 脚本:チャド・セント・ジョン
  • 原案:スティーヴン・ハメル
  • 製作:スティーヴン・ハメル、キアヌ・リーブス、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ルイス・リーフクール、マーク・ガオ

脳神経学者のウィリアム(キアヌ・リーブス)は、バイオナイン産業の実験研究所に勤め、死者の脳から記憶をスキャンし、ロボットにインプリント(移植)する研究をしている。

研究は失敗続きで追い詰められたウィリアムは交通事故で家族(妻と3人の子ども)を失うが、クローン技術と記憶のインプリントで家族を蘇らせようとする。

家族をクローンで再生し、それは複製なのでレプリカ(複製)の複数形で「レプリカズ」なんだね。

しかし、ストーリーがあまりにも雑すぎて、開始4分後には、がっかりさせられる。

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冒頭

研究所にドナーが到着、ケリー軍曹の死体だ。

ウィリアム(キアヌ・リーブス)「彼は死んだ。
だが神経情報は入手可能だ。
彼からそれを取り出し、合成脳にインプリント
人間の心を複製する。」

神経情報はイコールってことですか?

このあと陳腐な場面が続く、SF的にしたかったんだろうね。

  • マッピング起動
  • 最適位置調整
  • 目標補足完了
  • 神経探針準備
  • 神経情報抽出中

これらはセリフとして流れる。
子供向けのヒーローがわざわざ「変身!」と口にしつつ変身するのと同じレベルだ。

そして死体の目に突き刺した探針から神経情報を抜き出し、大きな弁当箱サイズのケースに入れていく。神経情報ってのはドロドロのお粥みたいなもので、一定の温度で保存する必要があるんだろうか?

開始4分、第一のがっかり

ヘッドギアをつけたウィリアム(キアヌ・リーブス)がヘッドギアのスクリーンの前で手をふると、空間に様々な画像が投影され、それに向かって操作を始める。

昔(10年くらい前?)似たようなシーンを見た記憶が・・・。空間で激しくキーボード入力していたのはキアヌ・リーブスではなかったっけ。そんな画面で近未来を感じさせようってまだやってるの、とがっかりする。

 

開始6分、第二のがっかり

「インプリント完了」これを言うためだけにいたとしか思えない黒人スタッフ

受けてウィリアム(キアヌ・リーブス)「マーガレット、起動しろ(ロボットの起動らしい)」

眼鏡の女性スタッフが2~3歩歩いてスイッチを入れる。これもスイッチを入れるだけのスタッフなんだろう。キアヌ、スイッチくらい自分で押せよ・・・とがっかりする。

ウィリアムがロボットに話しかける。
「ケリー軍曹」

ロボット(ケリー軍曹の意識)が手を動かし始めるが、自分の肉体を認識できないケリー軍曹の意識(ロボット)は、パニックになる。

「私は誰だ?」と言いつつ、ケリー軍曹の意識(ロボット)は自分の(ロボットの)顔面を破壊し、パニックが続く。

ウィリアム「切れ、失敗だ」

眼鏡の女性スタッフ、マーガレットが、手に持っていたタブレットを操作するが止められない。
「制御不能よ」
起動するときには、歩いてスイッチ入れにいったよね。なんで今は手に持ってるの?最初から持ってりゃいいんじゃないの?

開始7分45秒、第三のがっかり

周りのスタッフは暴れるロボット(ケリー軍曹の意識)を止められずにパニックになる。するとウィリアムは、ロボットの背後にまわり電源ケーブルを引っこ抜く。やっぱり、人に言わんでも一人で全部できるじゃねぇかとがっかりする。

 

もうね、ここまでで十分がっかりしてあとを見る気にもなれない。これから先は「なんでやねん?」とツッコミしか出ないだろう、と思いましたがこの記事のために一応最後まで見ました。

ウィリアムと家族のレクレーション

人間の意識をロボットにインプリントする、研究は失敗続きで研究所の上司ジョーンズから「早晩研究は中止」と追い込まれるウィリアム(キアヌ・リーブス)、だがそんなことおかまいなしにのんびりと家族サービスに出かける。

ウィリアムの運転で・・・なんで自動運転にしなかった?近未来とSF的なものにしたいなら、自動運転で、しかもドローンによる移動が良かっただろうに、と思っただが、後半で悪役になった上司ジョーンズとその部下たちとカーチェイスするので、自動運転では都合が悪かったのだろうか。笑

家族の死

そうして運転を誤ったウィリアム(キアヌ・リーブス)は家族4人を即死させ、自分は無傷。違和感だけを残す。

ウィリアム不在で家族がテロに巻き込まれる、とかにすれば、リアルになるし、テロには屈しないって意識も表明できるし、キアヌ一人無傷でも違和感ないのにね。考えの足りない製作者(監督?脚本家?)ばっかりなんだろう。

クローンポッドが不足

クローン化するためのポッドがひとつ不足、4人のうちの誰を諦める?と悩むウィリアム。

紙に家族の名前を書いて、エド(ウィリアムの研究のスタッフ)に引かせようと(選ばせようと)する。なんでこんな場面が要るの?突然家族を失ったウィリアムの苦しみなんか、これでは微塵(みじん)も伝わらんのだけど。

クローンの完成時期

家族のクローン(レプリカズ)をつくり始めるウィリアムとエド。またここで陳腐なセリフが並ぶ。

  • 数値に注意しろ、数値が全てだ
  • ポッドにDNAを植え付けた、常に観察を
  • 化学合成の均衡が乱れたらクローンは死ぬ
  • 2度目はないぞ

繰り返しになるが、小さい子どもは、「変身!」と叫んで変身することでリアルに感じて楽しいんだろう。でも小学校高学年にもなったらそんなことしないよね。

 

このあとクローンの完成時期が問題になる。

ウィリアム「クローンは同時に完成するよな?」
エド「そこが最大の難題だ」
ウィリアム「できるよな」
エド「少しだけ補正すれば良い」
言いつつ、ノートに数式を一つ書く
エド「ああ、できるよ」

なんでレプリカズの完成が同時じゃなきゃいかんのか、さっぱりわからん。そうしてエドは座り込んでノートに数式を書く。たった一つだけの数式を。

たったひとつの数式で解決するのならどこが「難題」だったんだろ。

 

同時ってことでは、途中に種明かしっぽいことが出てくる。同時でないとクローン再生した個体が他の家族の存在に疑問を抱く・・・ってことのようだが、それにしてはポッドが足りなくて諦めたゾーイって女の子を映画の最終でクローン再生するんだけどね。

こんなに首尾一貫しないストーリーも珍しいんじゃないだろうか。

補助発電機

クローンによるレプリカズ(家族)再生のシーンは続く。

エド「補助発電機は?停電に備える」
ウィリアム「発電機はない」
エド「まずいな」
ウィリアム「どういうことだ?」
エド「ポッドの電源は不可欠だ。7秒の切断ですべての数値バランスが崩れる。」

そんなにバタバタ停電すんのか?20世紀の初めの設定じゃないだろ。それに「数値バランスが崩れる」じゃなくてクローン失敗とか明確にしないと観客に危機感が伝わらん。

そもそも、そんなこと(電源切れるとヤバい)も知らんかったの?キアヌじゃなくて研究者のウィリアム。

まとめ

キアヌ・リーブスのレプリカズを見てがっかりの連続だったので、ツッコミ部分をまとめてみた。もともと好きな俳優でないのでいいんだけど、製作者はもっとリアルな作品づくりに取り組んでほしいもんだ。

レプリカズは、こんなグダグダのストーリーで、これ以外にも「おかしいだろ」って部分満載!面倒なのでこれくらいにするが全部取り上げると、この記事の3~4倍の量になるんじゃないだろうか。

他の人のブログで「前半はSFとして楽しめるが後半崩壊」としていたが、私には無理、開始4分で呆れ始め、7分45秒で力尽きた。

お疲れさまでした⇒自分(笑)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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