坂上どうぶつ王国、島田旭緒、動物義肢装具士とは、将来性となり方は

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  車椅子を着用した犬

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坂上どうぶつ王国で「日本唯一!動物の義足を作る職人」が紹介されます。

どうやって、動物の義足を作る職人になれるのでしょうか。その仕事の将来性はあるのでしょうか。

 

「動物の義足を作る職人」とは、動物義肢装具士といいます。

 

この記事では、「動物義肢装具士=動物の義足を作る職人」の仕事の内容と、その将来性、どうやったら、義肢装具士になれるのか、などを解説します。

 

車椅子を着用した犬

 

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動物義肢装具士

義肢装具士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型と義肢・装具の製作、身体への適合を行う人のことです。

ただしこれは人用の義肢を扱う人ですね、こちらは、免許制になってるくらいなので、養成する学校や、大学学科内の義肢装具コースなどで学ぶことができます。

今回紹介するのは、動物義肢装具士なので、そんなものはありません。

島田旭緒(しまだあきお)

日本で最初の、現在のところ、国内で唯一人の動物専門義肢装具士です。

島田旭緒さんの会社案内です。

会社名をクリックすると、会社のHPに行きます。

ただ、HPに「獣医療関係者以外の方のお問い合わせはお受けしておりません。」
と表記されているので、一般からの問い合せは無理のようです。

 

 

お祖父様が、工場の機械で怪我をされ、片目が義眼、片手の指をプレス機でつぶしている、と言う状態が現在の仕事を考えるきっかけになったんだそうです。

 

動物たちは、怪我や病気、老化などで体の一部を欠損したり、足腰が曲がったままでは、そのままでは悪い部分が壊死し、結果的に死期が早まることもあります。

それはそうでしょうね。人間だって寝たきりになれば様々な症状がでてくるので介護が必要になるのですし、ましてや普段は飼い主と走り回っている犬や猫では・・・。

そこで、島田旭緒さんは、動物たちのために義肢を設計・製作して日本全国の動物たちに届けています。

日本唯一、動物専門の義肢装具会社「東洋装具医療器具製作所」。町田駅からバスで15分ほどの幹線道路沿いにある大きな一軒家が、オフィス兼アトリエだ。年間3000件を超える依頼に応えるため、7人のスタッフが1階のアトリエでミシンやパソコンに向かう。北欧、暮らしの道具店

 

年間3000件ですから、1日あたり8件を超えます。それだけペットを救いたいと言う飼い主の声も多いのでしょう。

 

動物義肢装具士の将来性

現在の日本は、成熟し、少子高齢化が言われています。ますます高齢社会になっていく時、ペットの存在は大きなものになるでしょう。子どもたちが独立し、老夫婦で暮らす際には、ペットが、日々の心の支えになることも、多いのではないでしょうか。

 

台風の被災地で「避難場所がペット不可」だから避難しない、「危険を承知で、ペットともに自宅にいる」などということも、話題になりました。

また、「ペットロス症候群」なども言われ、ペットを失った飼い主の心の傷が社会問題として取り上げられることもあります。

このようなことから、動物義肢装具士は、将来ますます必要とされるようになるでしょう。

 

動物義肢装具士になるには

先述しましたように、現在のところ動物義肢装具士は、島田旭緒さんただ一人です。島田旭緒さんのように、義肢装具士(人間の)の資格をとり、ものづくりの技術を学びながら、同時に動物のことも学んでいく、くらいでしょうか。

最初は大変でしょうね。ただ、島田さんが道を開いてくれ、これから需要は確実に出てきます。

元気に遊んだり、動き回るペットを見て飼い主は感動するでしょう。そんなシーンを見ることのできる素晴らしい将来が待っているのではと思います。

 

まとめ

  • 動物義肢装具士とは
  • ただ一人の義肢装具士島田旭緒さん
  • その会社
  • 動物義肢装具士の将来性
  • 動物義肢装具士になるには

を解説しました。

ペットの存在や必要性は、確実に拡大していると思います。その周辺で必要とされる技能やビジネスがまだまだ新たに出てくるのではないかと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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