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12/26の所さん!大変ですよは、「愛より結婚スペシャル」として婚活の特集を放送予定です、
世は奇想天外な「婚活」が花盛り。AIやDNAを使ってマッチングしたり、「交際0日婚」をめざしたり。衝撃の婚活最前線から日本の結婚に起きている地殻変動を探る!
(番組より)
AIにDNAが婚活?今風ですが、どうなっているのでしょう。
この記事は、これらの最新婚活事情を説明しています。
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恋愛遺伝子
1995年に、スイスのベルン大学で実験を行いました。「Tシャツ実験」です。
- 44人の男性に3日間Tシャツを着てもらう(この間は、香水や臭いのきつい食べ物を避ける)
- そのシャツの匂いを49人の女性に嗅がせる
- 女性は、その臭いに「快」か「不快」か、感じたままに回答する
この実験の結果、女性のほとんどが、自分のHLA遺伝子と最もかけ離れた遺伝子を持つ男性の体臭を好もしく感じるということがわかりました。
HLAとは
HLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)は遺伝子の第6染色体短腕部に存在する主要組織適合遺伝子複合体(MHC)の産物です。HLA研究所
リンクをクリックしていただくと、詳細を読むことができますが、お勧めしません。頭が痛くなります。(笑)科学的なことにご興味のある方はどうぞ。
このことから、HLA遺伝子は恋愛遺伝子とも呼ばれるようになりました。
なぜ、HLA遺伝子の遠い異性を選ぶのかと言うと、自分と近い遺伝子の異性を選ぶと、「近親姦」のような免疫機能が弱い、遺伝子を残すことになります。
自分と離れた遺伝子の異性を選べば、免疫機能の強い、遺伝子を残すことができるから、とされています。
そんな遺伝子情報を、相手の体臭から感じ取り(嗅ぎ取り)異性を選ぶと言う、野性的な機能を持っている、人間ってすごいですね。
「初めて会った人なのに、なにか惹かれる」とか、「それほど知らない人なのに、そばにいるだけで安心感を感じる」と言った経験のある方がおられるようで(特に女性に)、匂いで遺伝子を感じ取る能力の結果なのですね。
DNAマッチング
HLA遺伝子が離れた異性同士が相性が良いと分りました。
そこで、これを利用して出会いのチャンスを作ると、恋愛がうまくいくことが予測できます。そこで、HLA遺伝子を提出してもらい、それに基づいて、相性のよさそうな(遺伝子情報の離れた)異性とのマッチングを行うのが、DNAマッチングです。
遺伝子を提出と言っても恐れることはなく、唾液を提出するだけのようです。
HLAタイプが離れていればいるほど、女性が男性に対して恋心を抱きやすくなり、妊娠率も高くなると言う論文はメジャーな医学誌にも掲載されています。産経
DNAマッチング料金
ノッツェ(NOZZE)
DNAマッチングコース料金
- 入会金:30,000円
- DNAマッチング費用:50,000円
- マッチング料(お見合い成立時):15,000円
- 成婚料:100,000円
他に2サイトほど。DNAマッチングを受付ているのですが、NOZZEほど明確な料金が表示されていません。
サイトだけ書いておきます。
- ジーンパートナージャパン(Gene Partner Japan)
- ディーエヌエーマッチングラバーズ(DNA matching lovers
お付き合いしても「なんか違う」と感じて解消してを繰り返すよりは、相性の良い異性と確実に出会えるかも知れません。
AIマッチング
AIマッチングとは、AI「Artificial Intelligence(人工的な知能)」によって婚活を勧めると言うことです。
結婚相談所には、膨大なデータが蓄積されています。
数万人規模でしょうか。その一人ひとりに出会いたい異性への希望が蓄積されます。
- 身長
- 体型
- 髪の色
- 性格
- 趣味
- 学歴
- 職歴
- 地域
- 血液型
- 運転免許は必要か
- ご家族は
- 親と同居か
- 収入
- 宗教
- etc
これらの情報を人間が処理し、マッチしそうな相手を選ぶのは、大変な作業になります。
そこで、AIにデータを渡し、「マッチする組み合わせを選び出させる」と言うことです。
従来の人間技に頼っている時と比較すると、格段に早く、正確になっていることでしょう。
まとめ
12/26放送の所さん!大変ですよ「愛より結婚スペシャル」から「DNAマッチング」と「AIマッチング」について解説しました。
すごい時代になったものですね。DNAマッチングにAIマッチング、まだ耳新しい言葉が婚活に役立てられる、科学は、人間をどこに連れて行こうとしてるのでしょうか?
番組で触れるかも知れませんが、ご出演の牛窪恵さんは、このようにおっしゃっています。
「人は便利なサービスに慣れてしまえば、無理して自分の本能を駆使しようとはしなくなる。すると次第に、ニオイや唾液、あるいは”ビビッ”と来る直感のようなものに対して鈍感になっていくでしょう。(中略)
そう考えると、便利な遺伝子サービスやAIがどんどん普及していけば、おそらく人間の「男として」「女として」の本能的な能力は衰え、いずれもさらなる「中性化」に近づいていく……と考えられますよね。
あと100年後、いえ50年後ぐらいには、この地球上から「男女」という概念そのものがなくなっているかもしれません。(後略)(C-station)
過去には、結婚は当人同士ではなく家と家との儀式でした(今でも?)。家を次ぐために、お見合いがあり、仲人さんがいて、それなりのルールがあったものですが、そのような風習は、進歩の早い科学技術によって風化していくのかも知れません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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