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クリスマスが近づくと、子どもたちの目が輝き始めます。私の小学2年の息子は、欲しい物があるらしく、「サンタクロースに頼むんだ」と言っています。
子どもたちは、いったい幾つくらいまでサンタクロースの存在を信じているのでしょうね。私の娘は小学5年生で友達に説得されて信じなくなったんだそうです。
友人は、小学校4年生のクリスマスイブに、トイレに行きたくて目がさめたらお父さんと出くわして、お父さんが手に包みを持っていたんだそうです。ぱっとひらめいて
「それ、プレゼント?」と聞いたら、お父さんが挙動不審で
「違う、自分のゴニョゴニョ・・・・」と言い訳したそうで、その態度でサンタクロースの不在を確信して少しショックだったと言っていました。
親としては、我が子がサンタクロースを無邪気に信じているうちは可愛くて仕方なくって、信じてくれなくなると悲しいような、成長したんだなと思えてうれしいような、複雑な心境ですよね。
そんな子どもたちの夢、サンタクロースの由来はどうなっているのでしょう。それにどうして煙突から入って来るのでしょうね。玄関からでいいのにと思います。
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サンタクロースの由来(モデル)
17世紀にアメリカ大陸に移住したオランダの人々は、新天地にニュー・アムステルダム(現在のニューヨーク)を築き、植民の拠点としました。彼らは、故郷アムステルダムの守護聖人だった「セント(セイント=聖)・ニコラス」をニューアムステルダムの守護聖人にしました。
「セント・ニコラス」は4世紀の頃に実在したトルコ(東ローマ帝国)の司教です。オランダ語では、「シンタクラース」と言い、それがサンタクロースになりました。
サンタクロースが煙突から入る理由は?
「セント・ニコラス」は、自分の教区に、3人の娘を抱えて苦労している貧しい父親がいるのを知り、ある夜こっそりその家を訪れ、煙突から3枚の金貨を投げ入れました。その金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下に入り、それでその貧しい家庭は救われたのだそうです。
こうして「セント・ニコラス」の伝説は語りつがれ、煙突から入ってくることになり、プレゼントを入れるために靴下を用意することになったのですね。
その後、ニューヨークは、第二次英蘭戦争(1665年~1667年)でイングランドに割譲され、イギリス人のものになりました。そして英国系の移民たちは、クリスマスに父親が子どもたちに贈り物をすることを慣習にしました。こうしてクリスマス行事とサンタクロースが結びついたのです。
蛇足ですが
日本では近年、サンタクロースよりも「伊達直人」さんが目立っているのでしょうか。心温まる、たくさんの伊達直人さんがいる素晴らしい国だと思います。
ここまで書いてみて、「伊達直人と菅直人の違い」を思い出しました。検索すると、石破茂氏のブログで紹介されていました。いくつか引用させていただきます。
子供たちにランドセルを背負わせたいのが伊達直人
子供たちに借金を背負わせたいのが菅直人虎のマスクで顔を隠すのが伊達直人
虎の威を借るのが菅直人フェアプレーで戦うのが伊達直人
スタンドプレーで目立とうとするのが菅直人施設にランドセルを贈るのが伊達直人
中国にランド・セールするのが菅直人マスクを外すと一般の人が伊達直人
マスクを外すと欲望の人が菅直人
鋭い目つきの石破茂さん、お茶目な政治家だったんですね。
最後に
世界中のすべての人々にセント・ニコラスと伊達直人からの愛が降り注ぎますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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