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電通女性社員自殺とクリス松村、長谷川秀夫武蔵野大教授
電通女性社員の過労自殺は、悲しい話題です。
これに対し、クリス松村氏が、以下のように語ったそうです。
「イヤなことがあったら、辞めるしかない!」「パッと辞めればいい。辞める勇気!」
悪気はないんだとは思いたいですが、無責任な発言だと思います。
他にも武蔵野大の長谷川秀夫教授が
「残業100時間くらいで自殺なんて情けない」
と発言し、謝罪・・・・
なんてのもあり、こちらは無責任を通り越して狂気かなと思います。
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電通女性社員自殺
広告大手の電通に勤めていた高橋まつりさん=当時(24)=が昨年12月に自殺したのは、直前に残業時間が大幅に増えたのが原因だとして、三田労働基準監督署(東京)が労災認定していたことが7日、分かった。(中略)
高橋さんは東大卒業後の昨年4月、電通に入社し、インターネット広告などを担当した。本採用となった10月以降、業務が増加し、11月上旬にはうつ病を発症したとみられる。12月25日、東京都内の社宅から投身自殺した。(共同通信)
クリス松村氏
自殺にまで行き着いた人にクリス松村氏の
「イヤなことがあったら、辞めるしかない!」「パッと辞めればいい。辞める勇気!」
なんて言ったってそんな心の余裕があったら死を選んだりしないでしょう。
周囲が様子を伺い、助けを送るしかないと思いますね。
長谷川秀夫教授
武蔵野大学の長谷川秀夫教授が同日、NewsPicksに「残業時間が100時間を越えたぐらいで自殺するのは情けない」などと投稿し、この発言が「無知で時代錯誤だ」などと批判を浴びた。
”残業時間が100時間を超えた位で弱音を吐いたり、辞めたいと訴えたり”するのは情けない・・・ならわからなくもないのですが、人一人亡くなっているのになんてことを言うのでしょうね。
もうちょっと考えてから発言されるべきなのは明らかです。
長谷川教授は、東芝で23年間、経理一筋で勤め上げた後、コーエーのCFO(最高財務責任者)にヘッドハンティングされ、ニトリの取締役も歴任した「プロのCFO」(日経金融新聞 2003年9月29日)として知られている。ご自身が語る「とてもつらい長時間労働の経験」というのは、おそらく東芝時代のことだろう。
『米商務省による二度の反ダンピング訴訟では調査・資料作成を担当して勝訴に貢献、米国の赤字子会社に上級副社長兼CFOとして赴任した際は一年で黒字化させた実績もある。プロとしての自負は強い』(同上)
こういう会社員人生を歩んできた人が、「1日20時間とか会社にいるともはや何のために生きているのか分からなくなって笑けてくるな」(女性社員のツイート)というSOSを目にしても、単にプロ意識が欠如した「甘え」にしか映らない。「これだから最近の若いのは」というオジさん世代の憤りが、死者にムチ打つ「失言」につながった、というのは容易に想像できよう。
との論もあります。これもよくわからない。
こういう会社員人生というのは、自分で選んだのでなく上から締め付けられて送ったのでしょうか?その結果、成功(?)したのだとしてもそれで満足なんですかね?
私なら恨みを残してるような気がします。
体験談を述べると
私は、社員40名足らずの町工場に20数年、勤めた経験があります。月の残業100時間超えもありましたし、2日連続で徹夜勤務もありました。
でも当時の勤務は、上からの指示・要求ではなく自分の判断でやっていたのでなにも苦痛ではありませんでした。
人が少なく、技術的なことを任せることができず、「自分しかいないから仕方ない」って判断だったのです。
で、そのままでは、会社にとっていいわけではないし、」自分自身だっていつまでも体力続かないだろうし、ある程度は部下の教育・訓練を考えます。
そうすると自分の経験で分かっている範囲で、部下の適性や工程への影響などを勘案しながら部下に新たな仕事を任せるわけです。教育なので部下が潰れるような与え方はしません。
逆に様子を伺い、顔色を観察して部下のキャパを超えないように調整していました。
そんな経験からすると、電通と言う会社が何を考えてそこまで社員を追い詰めるのか、想像もできません。
社員を失うことは明らかな損失でしょうし、ましてや人の死なんて結果になれば、会社の評価にまで影響します。
そんなこと考えずにこんな事態を引き起こすなんて頭がおかしいとしか思えません。企業の値打ちは、株価や売上じゃーありませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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