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将来「冷蔵庫は無料配布になる」と予想する根拠と言う記事を見つけました。
PRESIDENT Online
面白いので紹介します。
人間の心理がよく現れている話題です。
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アマゾン
記事は、「amazonプライム」と「netflix」をあげます。
この2社は競合他社との競争に勝ち、圧倒的な立場に立ったあと月会費を値上げしました(「Amazonプライム」は2019年より月会費400円から500円(税込)に。「Netflix」は2018年より月会費650円から800円(税別・スタンダードコース)に)。それでも、それほどやめる人はいませんでした。
「hulu」「U‐NEXT」など、他の配信サービスも素晴らしいのですが、人間は一度どこかに加入したら、他に乗り換える人はなかなかいません。加入した時点で思考停止してしまうからです。
なるほどですね。どれにも参加していませんが、その理由は、契約すると思考停止して、利用しなくても課金を続けそうな気がするからなのです。と言いつつ、考えるのが面倒で、その次に決断するのが面倒なだけですが。
2016年に電力の小売が自由化されました。今でも、「契約を検討しませんか?安くなりますよ。」と電話がかかってきたり、量販店の店頭でアンケートに基づいて勧誘を受けます。
が、面倒なので放っています。これも思考停止なんでしょう。考えるのは面倒くさいですよね。
その流れでいけば、冷蔵庫を無料で各家庭に配布し、当初1年間は飲食料品を買ってもらう契約をつけてしまえば、契約者は、おそらく継続的に同じところから買うでしょう。
何年で元が取れるのかは知りませんが、十分ペイするでしょうね。
特に現在は、IoT(Internet of Things)によって、冷蔵庫もインターネットに繋がる時代です。冷蔵庫の中の飲食料品の減り具合を冷蔵庫が判断して、教えてくれるようになっているので、自動発注までしてくれれば楽ちんでしょうね。
自動発注は、消耗品(コピー用紙・電池・ペット用品etc)とかで実現しているので、そう先の話ではありません。Impress Watchより
選択肢が多いと売れない
コロンビア大学教授の実験があります。
スーパーマーケットにジャムの試食スペースを設置、24種類の邪魔うと6種類のジャムを交互に数時間ごとに交換して、提供しました。すると、24種類の時は、買い物客の3%しか購入しませんでした。しかし、6種類の時は、なんと買い物客の30%!が購入しました。
これにより、アメリカでは店頭に並べる商品の種類を少なくするショップも出てきたそうです。
実際は、単純に「種類を減らせば良い」と言うことでもないようで、「自分で選びたい」と強く思っているとか、時間があってゆっくり選べる(急いで決断しなくてもよい)などでは、選択肢が多くても大丈夫と言うこともあるようです。
ですが、人間が選択・決断を好まないことは確かなようです。
そんな冷蔵庫が無料で配布される時を想像してみてください。
冷蔵庫を置きたい場所の広さと、家族の数を言えば、大きさなどを向こうが選択してくれて、何も考えずに(選択しなくて良い)決めてくれて(決断しなく良い)冷蔵庫が届くと思うと楽だと思いませんか?しかも無料です。
そう感じられたのなら、それが、「選択と決断」に関わる人間心理の証拠です。
まとめ
「冷蔵庫が無料配布になる」の記事から、「選択と決断」を避ける人間心理をまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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