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この記事は、1/7放送NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にご出演の「 井本陽久先生」を紹介します。

視察が殺到する、カリスマ教師井本陽久さんとは、どんな先生でしょう。

その教育方法は?宿題も出さないってほんと?「6つの公理」とは?栄光学園とは?

 

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井本陽久

  • いもとはるひさ
  • イモニイ(ニックネーム)
  • 1969年生まれ
  • 1987年:栄光学園卒
  • 1991年:東京大学工学部精密機械学科卒
  • いもいも教室主宰
  • 栄光学園数学教師

 

井本先生:日能研

 

いもいも教室とは

「いもいも教室」とは、一般の中学生対象の学習会です。一般的な塾ではなく、成績を上げるなどを目標にしていません。目的は、子どもたちの中にすでにあるものを「いいね。」と承認することだそうです。

「子どもたちを変えようとするのではなく、子どもたちを見るこちらを変える」がスタッフ全員の目標なんだそうです。

教育者としての井本先生の信念で成り立っているようですね。

 

 

井本先生の教育方法

前項の「いもいも教室」もそうなんですが、井本先生の信念がこもった言葉を次に書きます。

本当に教育に取組むとわかるのだが、「教えたことは身につかない、考えさせないと身につかない。」しかし、カリキュラムを終わらせるために、駆け足で授業を進めてしまい、いちばん重要な考える時間を削ってしまう。すると絶対身につかない。

とのことで、いかにもそのままの授業を受けた体験から、非常に同意できる話です。文部科学省から考えを変えてもらわないと、ダメなんでしょうかね。

 

中学では数学が得意だったのに、高校になるとできなくなることがよくあります。中学の数学は、解法のパターンを覚える例題主義の再現力と少しの応用力があれば、つまり、まじめに取り組めば成績もついてきます。
ところが一気に抽象度が高くなる高校の数学は、例題主義の再現力だけではとても太刀打ちできません。問題を解いてわかることが楽しいとか、どんな解き方ができるかおもしろい解法を見つけようと、躍動感のある学習をしていないと、たちまち壁にぶつかってしまいます。日能研

 

黄色く網掛けした箇所は、実体験として「まとめ」でも触れています。

 

 

 

6つの公理

井本先生の授業では、

  • 「公理を」6つ設定している
  • 6つ以外を根拠にしない
  • 別の根拠は6つの公理で証明しなければならない
  • 公理はひらがなで記号にしている
  • 公理を使う時は、この記号を書くだけ
  • 論理を文章化しないで良いので思考を止めなくて済む

 

本来の入試等では、これらの公理を文章化しなければなりません。しかし、授業でそこまでやると、文章化のために考えが遅くなってしまう、記号化することで楽しんで証明問題を処理できるそうです。

その6つの「公理」とは、

  • (あ)・・・対頂角の大きさは等しい
  • (う)・・・2直線が平行ならば、他の1直線が交わってできる錯角は等しい
  • ((う))・・・2直線が他の1直線と交わってできる錯角が等しければ2直線は平行である
  • (か)・・・2辺とその狭角が等しければ、三角形は合同

までしかわかりません。放送で触れてくれると良いのですが・・・。
(実際は、( )でなく、◯囲みのひらがなです。)

 

宿題なし

井本先生は、宿題を出しません。ただ、自宅学習用プリントを渡します。
これは、「やりたい人はやっていい」と言うもので、提出するとポイントゲットになります。

「自学自習」は、放ったらかしではなく、生徒が自ら学習したくなるように働きかけることが前提です。生徒が「おもしろい」と思えること、興味を引き出すことに最も力を注いでいます。日能研

井本先生のライバルは、スマホやゲームだそうです。
「僕のプリントより、スマホやゲームが楽しいのなら、僕の出した問題がつまらなかったから。」
とおっしゃいます。

強制的な宿題を持ち帰り、そのまま遊び回った翌日、
「忘れました。」
とウソを言ってた中学生時代は、なんだったんでしょうね。笑

 

栄光学園

卒業生1万人中3,000人以上が東京大学へ進学、中学入試も「神奈川御三家」の一つといわれており、神奈川県内のみならず全国屈指の難易度を誇る超進学校である。

ウィキペディア(2020年1月2日)より

 

 

  • 神奈川県鎌倉市玉縄4-1-1
  • 1947年の開校
  • 中高一貫校
  • カトリックの修道会イエズス会を運営母体
  • 男子校
  • 全国屈指の進学校
  • 規律に厳しい

栄光学園中学校図書館:日能研より引用

規律について、遅刻は1分でも遅刻と判定され、遅刻が重なると、

  • 2回目:担任の登校指導
  • 4回目:生徒指導部長面談
  • 8回目:校長面談

となり、遅刻は少ないそうです。

反面、生徒がやりたいことに関して教員は口も手も出さず、自由度を高くしているそうです。

ケジメを明確にしているのでしょうね。こういうことのできない、学校や親や上司をよく見かけます。

例えば、当ブログ管理人の配偶者は、子どもを塾に送る時、わめいてます。笑

「時間がない、早くしなさい、◯◯分には出るよ!」と。

でも、◯◯分になっても出ないどころか、特に、急ぎもしないのです。雑に時刻を言って、自身が守れないのでは、子どもの目には「狼少年」にしか見えないです。

うちの子ども(小6)が、平気な顔で別にあわてもせずにいるのがその証拠でしょう。

 

話を戻して、栄光学園は、敷地が11万平方メートルを超えていて、その中には山林もあります。生物の授業などでは、
「裏山でネバネバした植物を探してきて」
といった課題が出されることもある、とのことで、ほのぼのしていて、微笑ましいですね。

 

他にも、職員室と廊下を隔てる壁がなく、オープンな雰囲気を持ち、校舎は、教室とグラウンドを楽に行き来できるように2階建てにしているそうです

 

まとめ

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」から井本陽久先生のことを紹介しました。

 

実は、当ブログ管理人は、中学まで数学得意で、高校に入ってから落ちこぼれました。井本陽久先生のおっしゃる通りの生徒だったのです。

 

ところが、成人して、就職すると(製造工場)、図面理解や、加工上の必要から、中学・高校の数学が必要になりました。

サイン・コサイン・タンジェント等の三角関数や、楕円の公式などを使うことになり、書店で中高生向けの数学の参考書数冊を買って、自学しました。

そうすると、数学が面白くなってきて、パズル感覚で楽しめるようになったのです。高校2年生の時には、理系脳でなく、文系脳だと(自分自身・高校教師・親・・・の三位一体で)決めたのにですよ。

その後は、「数学の落ちこぼれ」だった。・・・と言っても、誰も信じてくれなくなりました。笑

 

なので、落ちこぼれる生徒の気持ちが少しわかります。井本陽久先生のような教え方をしてもらえば、人生変わっていたろうなと、思います。

 

こんな考え方と教え方を教師と親が理解して、多くの生徒に学ぶ楽しさを知ってもらうと良いですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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